湯来温泉

5月の連休のツーリング。2日目は広島の湯来温泉へ向かいました。

途中、宮の本第24号古墳を移設・復元してある公園で昼食です。

宮の本第24号古墳

古墳の当時の姿が復元されています。このブログをご覧の方はご存じの通り、私は古墳大好きなのでテンションが上がります!

踊る埴輪

例のおどるやつも(笑)

国民宿舎湯来ロッジ

宿は国民宿舎湯来ロッジ。

湯来温泉

部屋からはこのような渓流が見え、たえずせせらぎが聞こえていました。

3日目は鹿野まで下道を通って、峠をいくつか越えました。

最後に鹿野SAで昼食の後、解散となりました。とは言え、家に帰り着くまでがツーリングです。自宅の前までたどり着いてほっとした瞬間、ガッシャーン……ということもありえますからね。

まあ、どうにか無事に帰り着きました。走行距離は3日間で 1,000km ほどになりました。なかなかハードでしたが、いろいろと教えて頂くこともあり、大変勉強になりました。

大勢で走るのも楽しいものですね。

皆生温泉

ツーリングで鳥取県の皆生(かいけ)温泉に行ってきました。

なんと午前5時出発です。私は迂闊にも軽装で行ってしまったので、5月の連休とはいえ、早朝の高速道路は身を切るような寒さでした。朝はちょっと寒いだろうけど昼の暑さに備えようという考えだったのですが、ちょっとどころの寒さではありませんでした。ベテランの方からそんな格好では死んでしまうよ、と言われました(笑)

そして下に着るウィンドストッパーを貸して頂きました。

蒜山高原

写真は米子道路を下りて山の中をしばらく走ったところです。ここで昼食をとりました。

烏ヶ山

大山の隣の烏ヶ山(からすがせん)が見えます。

砂防ダム

砂防ダム。

美保関燈台

美保関燈台。

美保関燈台

宿は「かんぽの宿皆生」でした。温泉に浸かったり、宴会したりで夜は更けていきます。

英語のChoiceは自由意思で行う選択を言う

Ruby1.8.7 から 1.9.0 までの Array には choice というメソッドがありました。

fruits = ["banana", "apple", "orange"]
puts fruits.choice

と書くと、いずれかの要素をランダムに選んでくれるというものです。

これが、1.9.1 以降は sample という名前に変わり、また、引数を取るようになりました。例えば2を与えると、[“banana”, “apple”] だとか[“orange”, “banana”] のように二つの要素を含む配列を返します。

メソッドの名前を変えたのは、複数の抽出に対応したからというのが第一の理由でしょうが、 choice が英語的に正確でないというのもあるでしょう。

choice とは自分の自由意思で行う選択です。どれかを無作為に抽出するのであれば、やはり sample が適切でしょう。

Ruby を開発したまつもとゆきひろ氏は海外の開発者との連絡や面談も多いでしょうし、なにしろ頭の良い人ですから、普通の人よりは英語に堪能なはずです。

それでも、英語を母国語としない人にとって細かいニュアンスは掴みづらいものです。それがまつもと氏その人かどうかは分かりませんが、Ruby の Array に choice を加えたのもたぶん日本人に違いありません。

いっそのこと、日本語によるプログラミング言語を作ってしまえば良いとも思いますが、やはり難しいのでしょうか。

政府は物価を上げたがっている

消費増税が実施されて一ヶ月が経ちました。

やはりというか世の中は便乗値上げの雨嵐です。よく見かけるのは増税前の税込み価格+8%になっているパターンです。

例えば、増税前に本体500円、消費税25円、計525円だったものが、本来ならば540円になるべきところ、567円になっていたりします。

しかし、本体525円、税込み567円と言われてしまうと、計算は合っているので引き下がるしかありません。早い話、店としては「いくらで売ろうと自由でしょう。高いと思うなら買わなければ良いのでは?」ということですね。

行政は不当廉売には独占禁止法との関連で目を光らせていますが、基本的に「値上げ」を規制することはなく、事実、過去の増税でも便乗値上げが何らかの制裁を受けた例はありません。

結局のところ、政府は物価を上げたがっているわけで、その流れに乗る便乗値上げはむしろ歓迎ということなのでしょう。

例外は価格表示に問題がある場合で、現在、「転嫁対策特別措置法」によって時限的に外税表示が認められていますが、さすがに本体価格を税込み価格と誤認させるような表示方法はダメということになっています。ところが……

とあるパーツショップで

先日、とあるPCパーツショップでiPhoneのケーブルを買ったときの話です。1,600円と書いてあるので1,600円だと思ってレジに持っていくと、1,728円だと言うのです。

このような完全なる外税表示が認められるのだろうかと思いましたが、とりあえず大人しく払いました。

後で調べてみると、店内の目立つ場所に「当店の価格は全て税抜き表示となっています」などと掲示していれば、一つ一つに税抜きである旨表示しなくても良いことになっているそうです。

私はその掲示を見落としていたのでしょう。

レジで食ってかからなくて良かったと思う反面、何とも釈然としない気持ちが残ります。「目立つ場所」と言いますが、目立つ、目立たないの基準はどこにあるのでしょう?

内税に統一するのが本来ですが、当面外税も認めるとしても、せめて総額を併記するくらいはして欲しいものです。

スマホホルダー

先日の記事の続きです。

スマホホルダー

スマホ装着時の様子です。マップルナビを起動しています。

ケーブルは20cmのLightningで、普通に買ってしまったので1600円もしました。Amazonだともっと安く買えます。少し長すぎる感じもしますが、10cmでは足りなかったのでこれしか選択肢がありません。

もちろん、短時間ならケーブルを繋がなくともバッテリーだけでいけます。検証していませんが、最も電池を食うのは液晶の表示なので、基本切ったまま走り、要所のみ点灯するようにすれば一日は持たせられると思います。

ただ、先日も述べたとおり、見知らぬ土地ではスマホは命綱なので、バッテリーが無くなってしまう事態は避けたいものです。

シート下

使わないときは、このようにシート下に突っ込んでいます。ホルダーはともかく、ケーブルは湿気で端子が錆びないように何らかの手当をした方が良いかも知れません。ジップロックに乾燥剤とともに入れるようにしましょうかね。

予備のレバー

この二本のレバーは、万一転倒して、クラッチ及びブレーキレバーが曲がったり折れたりして自走不能になった場合のための予備です。

バイクや私自身がお釈迦(縁起でも無い)になればどうしようもありませんが、バイクはほぼ無事なのにレバーが折れて途方に暮れることがよくあるらしいので。

まあ、転倒するつもりはありませんが、お守りのようなものです。

明日から3日間出掛けるので、予約投稿しておきます。

マップルナビで僻地へGO

連休の後半に鳥取県の皆生(かいけ)温泉に行く予定です。ツーリングです。

実は私、若干方向音痴の気があり、従って地図を読むのも下手なので、みんなとはぐれるとどうなってしまうか分かりません。

なので非常用にスマホホルダーを購入しました。いざとなったらナビに頼ろうかと思っています。ただ、普段使っているGoogleMapは機能は優れているものの、オンライン型なので電波が届いていなければ経路探索できません。なにしろ鳥取ですから、宿の近くは大丈夫にしても、途中電波の届かないところがある可能性は十分にあります。

そこで、オフラインで使える「マップルナビ」(1,400円)の出番です。

マップルナビ

これならば、電波が届かない場所でもGPSさえ捕捉すればナビが使えます。

途中でスマホのバッテリーがなくなってしまっては元も子もないので、バイクにUSBソケットも取り付けました。

問題は、私はiPhoneを使っているので接続にはLightningケーブルが必要だということ、そしてiPhoneは防水ではないということです。

まあ、スマホによるナビは最後の手段で、普段はスマホはポケットに、ホルダーやケーブルはシート下に入れておこうかと思っています。どうしても雨の中で使いたいときは、ケーブルは挿さずにジップロックで密閉してホルダーに付ければ短時間ならしのげるでしょう。

マップルナビの使い心地

テストのために、敢えて知らないラーメン屋を目的地に指定してナビに従って行ってみました。結論から言えば、問題なくたどり着けました。

次に曲がる交差点までの距離が表示されるのはGoogleMapと同じです。Googleの場合は100mきざみ(交差点に近づいてくると10mきざみ)ですが、マップルナビは1mきざみです。実際の精度はスマホの性能に依存するので両者とも同じでしょうが、体感的にはマップルナビの方が正確に感じます。

検索の柔軟性はGoogleにかなり劣ります。例えば先日行った「月瀬神社」はマップルナビではマイナー過ぎて出てきません。が、ホテル、旅館、かんぽの宿や国民宿舎、観光名所など、旅行で目的地となりそうな場所は網羅されており、また、住所を入力すればどこにでも行けるので、困ることはまずないかと思います。

中継点の設定はできません。二本の指で地図を拡大縮小する例の操作も、可能ですがちょっとカクカクします。このへんもGoogleにはかないませんね。

とは言え、ナビとしての機能は必要十分ですし、オフラインで使えるというのは、僻地に出掛けることが多い人には魅力です。

続・Googleは分割されるべき

読売新聞に興味深い記事があります。

ドイツの新聞最大手アクセル・シュプリンガー社のマティアス・デップナーCEOが、公開書簡の中でGoogleの巨大さに警鐘を鳴らしたことを紹介する記事です。

グーグルは恐ろしい。業界内でこのことを口にする勇気がある人はほとんどいないので、自分が最初にはっきりと、正直に言っておきたい

詳細はリンク先を見て頂くとして、実は私も似たようなことを3年前に書いています。

Googleは、Webにアップロードされたリソース(典型的にはhtmlで書かれた文書)に留まらず、ありとあらゆるデータを収集し、「自分のもの」としています。

世界中の書籍を「プレビュー」できるという Google Books。全世界を網羅するストリービュー。

大変便利です。便利だけれども、何か釈然としないものを感じます。

恐らく、前世紀の終わりに生まれ、Googleによって育まれた「検索」という新しい産業は、今後無くなることもなければ禁止されるべきでもないのでしょう。

それに、幸いなことに Google は”Don’t be evil.”を社是とし、実際、大抵の局面で社会との軋轢を最小限にし、万事そつなくやっています。

しかし、それを Google の「善意」のみに依拠しているのは、実は大変危険なことです。いつ彼らの気が変わるか分かりません。某国からお金を受け取って某島は某国の領土とマップに表示しないとも限らないのです。

デップナー氏も指摘するとおり、Googleはあまりにも巨大になりすぎました。

何らかの規制が必要です。例えば銀行には事業支配力が過度に集中しがちなことが歴史的によく知られているので、各国は銀行業にさまざまな規制を設けています。

検索も同じことです。

少なくとも、現在のように「検索」と「広告」を一つの会社が行うのは禁止するべきと考えます。

巨大クレーン現る

港を散歩していると、見慣れないクレーンが建っています。「はて、この道はよく通るけどこんなのあったかな?」と近寄ってみると、港湾設備ではなく寄港中の船に備えられたクレーンでした。

クレーン

数キロ先からも見えるほどの巨大さです。

ALMASI

この喫水の浅さをご覧下さい。荷物を何も積んでいない状態であることが分かります。ちょうど日本に到着して積み荷を降ろし終わったところでしょうか。

船はキプロス船籍のALMASI号、重量は30,000トンだそうです。ALMASIとはスワヒリ語でダイヤモンドのことです。

引火性液体積載船

大きくはありませんが、この船も気に入りました。「引火性液体積載船」です。白い船橋とゴテゴテしたパイプの類が不思議な機能美を醸し出しています。

護衛艦

海上自衛隊の艦艇が関門橋をくぐろうとしていました。マストの高さがギリギリです。艦尾に旭日旗が見えます。

調べてみると、これは掃海母艦の「ぶんご」ですね。

とも綱

船は見ていて飽きません。

振替払出証書

先日買った EOS 70D のキャッシュバック7,000円が届きました。

振替払出証書

ゆうちょ銀行から「振替払出証書」が届くんですね。これを郵便局の窓口に持っていって身分証と一緒に出すと、7,000円が貰えました。

キャッシュバックの手続きは、保証書のコピーや外箱のバーコードなどを同封し、その他必要事項を記入してキヤノンに送るというもので、保証書に販売店の記入が無いものは無効など、割と面倒なものでした。

幸い、「僅かなお金のために面倒なことをする」のが大好き(笑)な性分なので、こういったことは苦になりませんけどね。

遠見ケ鼻・妙見埼灯台

若松と芦屋の境の遠見ケ鼻に行ってきました。先日の千畳敷の近くです。

御寄神社

海が綺麗です。

妙見埼灯台

妙見埼灯台は昭和41年3月に点灯、私よりちょっと先輩ですね。

妙見埼灯台

鳶

灯台とは関係ありませんが、隼が枝にとまっていました。

妙見埼灯台遠見ケ鼻

ちょうど夕日と灯台が入る撮影ポイントを見つけて、日没まで側の東屋で休んでいると、私より少し上の年格好の男性がその場所に三脚を立て始めました。

声を掛けてみたところ、彼はもう何十年もこの場所で夕日を撮っているそうです。しかも、フィルムで。

しばらく話して意気投合し、「ファインダーを覗いてごらん」というので覗かせてもらいました。なるほど、良い具合に灯台と太陽が入る画角です。彼のカメラは CONTAX RTS で、レンズは単焦点ばかりでズームは使わない主義だそうです。

そうこうしているうちに日が暮れてきました。

妙見埼灯台・夕日妙見埼灯台・夕日

その人の話によると、日が沈んでから空が紫色になるときがあり、それを狙っているとのことでした。しかし、私は三脚を持参しておらず、日没後に手持ち撮影は難しいので、上の写真を最後に帰途につきました。

今日は思いがけずいろいろと写真のことを教えてもらい、得をしました。