Google Map のナビはそこそこ使えるが……

バイクにスマホ・ホルダーを取り付けて、マップルナビやGoogle Mapのナビを使っています。音声はBluetoothでヘルメットに仕込んだインカムに飛ばしています。

マップルナビはオフラインで使えるのは良いのですが、やはり細かい作り込みや性能はGoogleにはかないませんね。スクロールの滑らかさといい、音声指示(およそ400m先を右折です、みたいな)のタイミングといい、ことごとくGoogleの方が上です。

そういうわけで、最近ではGoogleをメインに、もし電波が届かない場所でルート変更の必要に迫られた場合はマップルナビという風に使い分けるようにしています。

特にGoogle Mapは絶えずアップデートされており、たいていの場合完璧な案内をします。が、若干しっくりとこない部分がなきにしもあらず。

例えば、

Google Map・ナビ

殆ど分岐とは言えないような場所で「100m先、分岐を右方向です」と案内します。上の地図では道が2つに分かれているように見えますが、実際には限りなく「直進」に近く、左側は車では通れないほど小さな道です。

ナビが急に右方向などと言い出すので、道を間違えたのかと暫し悩みました。

もっとも、敢えて小さな道の方に入っていくのが正解の場合もあるので、分岐を右とか左という風に案内すること自体に異存はないのですが。

他にも、自動車専用道路のど真ん中で「次を左折」と言い出したこともあります。ちょうど工事が終わったばかりの区間だったので、古い地図をもとにナビしていたのでしょう。

まあ、このように多少の欠陥はあるものの概ね実用範囲内です。一時は専用ナビの導入も考えたのですが、スマホで十分なようです。

CB1100はどうだろう

大型自動二輪一応大型自動二輪の免許を持っているのですが、400cc のバイク(CB400SF)に乗っています。

CB400SFは中型としてはパワーのある方で、普通に考えれば私にはこれで十分です。

が、友人・知人からは「何で大型乗らないの?」「もったいない」と言われまくっています。

確かに、せっかくなので乗りたい気持ちはあります。

問題は足つき

問題は「足つき」です。CB400SF のシート高は 755mm、これならば私(172cm)でも両足のかかとがつきます。

ところが、大型となると大抵もっとシートが高く、中にはアフリカツインのように 870mm というえげつないまでの高さのものもあります。

まあアフリカツインは極端な例であるにしても、800mm を超えるものはつま先立ちになることは必定です。とても乗れる気がしません。

CB1300は重すぎる

どうにか乗れそうなのものの一つが CB1300 です。ちょうど、今乗っている CB400 をそのまま大きくしたような、兄貴分のようなバイクです。CB1300 のシート高は 780mm。かかとは軽く浮くかもしれませんが乗れないほどではないでしょう。

ただ、CB1300 のネックは重さで、270kg あります。出力は100馬力以上で、白バイにも使われています。やはり、私には過ぎた代物です。

CB1100なら……

一番良さそうに思えるのは CB1100 です。

CB1100
CC BY 2.0 (c) 246-You

いかがでしょう。かっこよさは申し分ありませんよね。それにシート高は CB400 より 1cm 高いだけの 765mm です。膝を伸ばせばかかとがつくでしょう。

最高出力は 88 馬力。かなりのものですが、大型としてはまだしもマイルドと言えます。

重量は 245kg。CB400SF(私のは ABS モデルなので 200kg)より 2 割以上アップです。取り回しが大変になりますが、やってやれないほどではないと思います。

重量だけから言えば、ドゥカティのモンスター 696 (186kg)のようにかなり軽い大型バイクもありますが、私はできれば国産で、それも 4 気筒が良いのです。CB1100 はその条件を満たします。

残る問題はお金ですね。ABS モデルが税込みで 1,109,160 円と、買えないほどの値段ではありませんが……。

悩みます。

ヘルメットは落としてはいけない

ツーリングの余談です。

粗忽なもので、ヘルメットを落っことしてしまったことが何度もあります。今回のツーリングでも駐車場でポトリと落としてしまい、周りの人が「あっ」と驚き、かつ気の毒がってくれました。

当の本人である私は「?」という感じで、ヘルメットなんて少々傷がついても大して気にしていませんでした。傷があっても機能には何ら影響しませんから。

しかし、今回考えを改めました。

例えば、バイク本体の傷は、他人にはどうでもよいことでしょうが、持ち主にしてみればとても気になるものです。バイクに乗らない方は車で想像してみて下さい。

何百万円もする車やバイクと、いくらでも替えの効くヘルメットとは同列に語れないと思われるかもしれません。しかし、ヘルメットもモノによってはそれなりに高価で、実際、今愛用しているやつは5万円以上しました。金額的にはちょっと良いデジカメくらいの値段です。ちなみに私はデジカメを落っことしたこともあります(笑)

ただ、デジカメは落とすと機能に影響があるのに比べ、ヘルメットは外観的に多少年季が入ってしまうだけで機能には問題ありません。だから気にしなかったのですが、これは愛着の問題ですね。私はもう少し、道具に愛着を持つべきなのでしょう。

もう一つ。

うっかりヘルメットを落とすような間抜けはうっかり事故る可能性が高い、という推測が成り立つということです。こっちの方がより重要ですね。

不注意な性格は一朝一夕に改まるものではありませんが、少なくとも改める努力はすべきでしょう。金輪際、ヘルメットは落としません。

湯来温泉

5月の連休のツーリング。2日目は広島の湯来温泉へ向かいました。

途中、宮の本第24号古墳を移設・復元してある公園で昼食です。

宮の本第24号古墳

古墳の当時の姿が復元されています。このブログをご覧の方はご存じの通り、私は古墳大好きなのでテンションが上がります!

踊る埴輪

例のおどるやつも(笑)

国民宿舎湯来ロッジ

宿は国民宿舎湯来ロッジ。

湯来温泉

部屋からはこのような渓流が見え、たえずせせらぎが聞こえていました。

3日目は鹿野まで下道を通って、峠をいくつか越えました。

最後に鹿野SAで昼食の後、解散となりました。とは言え、家に帰り着くまでがツーリングです。自宅の前までたどり着いてほっとした瞬間、ガッシャーン……ということもありえますからね。

まあ、どうにか無事に帰り着きました。走行距離は3日間で 1,000km ほどになりました。なかなかハードでしたが、いろいろと教えて頂くこともあり、大変勉強になりました。

大勢で走るのも楽しいものですね。

皆生温泉

ツーリングで鳥取県の皆生(かいけ)温泉に行ってきました。

なんと午前5時出発です。私は迂闊にも軽装で行ってしまったので、5月の連休とはいえ、早朝の高速道路は身を切るような寒さでした。朝はちょっと寒いだろうけど昼の暑さに備えようという考えだったのですが、ちょっとどころの寒さではありませんでした。ベテランの方からそんな格好では死んでしまうよ、と言われました(笑)

そして下に着るウィンドストッパーを貸して頂きました。

蒜山高原

写真は米子道路を下りて山の中をしばらく走ったところです。ここで昼食をとりました。

烏ヶ山

大山の隣の烏ヶ山(からすがせん)が見えます。

砂防ダム

砂防ダム。

美保関燈台

美保関燈台。

美保関燈台

宿は「かんぽの宿皆生」でした。温泉に浸かったり、宴会したりで夜は更けていきます。

スマホホルダー

先日の記事の続きです。

スマホホルダー

スマホ装着時の様子です。マップルナビを起動しています。

ケーブルは20cmのLightningで、普通に買ってしまったので1600円もしました。Amazonだともっと安く買えます。少し長すぎる感じもしますが、10cmでは足りなかったのでこれしか選択肢がありません。

もちろん、短時間ならケーブルを繋がなくともバッテリーだけでいけます。検証していませんが、最も電池を食うのは液晶の表示なので、基本切ったまま走り、要所のみ点灯するようにすれば一日は持たせられると思います。

ただ、先日も述べたとおり、見知らぬ土地ではスマホは命綱なので、バッテリーが無くなってしまう事態は避けたいものです。

シート下

使わないときは、このようにシート下に突っ込んでいます。ホルダーはともかく、ケーブルは湿気で端子が錆びないように何らかの手当をした方が良いかも知れません。ジップロックに乾燥剤とともに入れるようにしましょうかね。

予備のレバー

この二本のレバーは、万一転倒して、クラッチ及びブレーキレバーが曲がったり折れたりして自走不能になった場合のための予備です。

バイクや私自身がお釈迦(縁起でも無い)になればどうしようもありませんが、バイクはほぼ無事なのにレバーが折れて途方に暮れることがよくあるらしいので。

まあ、転倒するつもりはありませんが、お守りのようなものです。

明日から3日間出掛けるので、予約投稿しておきます。

マップルナビで僻地へGO

連休の後半に鳥取県の皆生(かいけ)温泉に行く予定です。ツーリングです。

実は私、若干方向音痴の気があり、従って地図を読むのも下手なので、みんなとはぐれるとどうなってしまうか分かりません。

なので非常用にスマホホルダーを購入しました。いざとなったらナビに頼ろうかと思っています。ただ、普段使っているGoogleMapは機能は優れているものの、オンライン型なので電波が届いていなければ経路探索できません。なにしろ鳥取ですから、宿の近くは大丈夫にしても、途中電波の届かないところがある可能性は十分にあります。

そこで、オフラインで使える「マップルナビ」(1,400円)の出番です。

マップルナビ

これならば、電波が届かない場所でもGPSさえ捕捉すればナビが使えます。

途中でスマホのバッテリーがなくなってしまっては元も子もないので、バイクにUSBソケットも取り付けました。

問題は、私はiPhoneを使っているので接続にはLightningケーブルが必要だということ、そしてiPhoneは防水ではないということです。

まあ、スマホによるナビは最後の手段で、普段はスマホはポケットに、ホルダーやケーブルはシート下に入れておこうかと思っています。どうしても雨の中で使いたいときは、ケーブルは挿さずにジップロックで密閉してホルダーに付ければ短時間ならしのげるでしょう。

マップルナビの使い心地

テストのために、敢えて知らないラーメン屋を目的地に指定してナビに従って行ってみました。結論から言えば、問題なくたどり着けました。

次に曲がる交差点までの距離が表示されるのはGoogleMapと同じです。Googleの場合は100mきざみ(交差点に近づいてくると10mきざみ)ですが、マップルナビは1mきざみです。実際の精度はスマホの性能に依存するので両者とも同じでしょうが、体感的にはマップルナビの方が正確に感じます。

検索の柔軟性はGoogleにかなり劣ります。例えば先日行った「月瀬神社」はマップルナビではマイナー過ぎて出てきません。が、ホテル、旅館、かんぽの宿や国民宿舎、観光名所など、旅行で目的地となりそうな場所は網羅されており、また、住所を入力すればどこにでも行けるので、困ることはまずないかと思います。

中継点の設定はできません。二本の指で地図を拡大縮小する例の操作も、可能ですがちょっとカクカクします。このへんもGoogleにはかないませんね。

とは言え、ナビとしての機能は必要十分ですし、オフラインで使えるというのは、僻地に出掛けることが多い人には魅力です。

チンタラした車にクラクションを鳴らす? 鳴らさない?

先日車で大分に行きました。途中、赤信号で直進可の矢印が出る信号があり、先頭で止まっていた私はボケーッとしていて矢印が出ているのに発進しませんでした。

初めての道だったことに加え、右折可や左折可、あるいは左折+直進可の矢印はよくあるけど、直進のみ可は珍しいですからね。普通の青信号とどう違うんでしょうね。

で、数秒後に慌てて発進して思ったのが「あれ、クラクション鳴らされなかった?」ということです。普通だったら絶対鳴らされるタイミングだったのに。

バックミラーをチラ見すると、スーツにネクタイのサラリーマン風の人でした。

やはりサラリーマンや公務員は敢えてクラクションを鳴らさない人が多いのだろうと思います。思わぬことがトラブルの引き金になるもので、現にクラクションがきっかけの殺人事件も起きています。

うっかり鳴らして、相手がヤクザだったら……。あるいは、会社の上司や取引先の偉い人だったら……。近所の人とケンカになるのも面倒です。一歩間違えば、何十年もの住宅ローンで買った夢のマイホームが一転して苦痛きわまりない場所になります。

そういうわけで、会社や役所など、組織の中で生きる人はクラクション一つ鳴らすのもためらいがちです。

その点、賃貸アパートに住むフリーターなどは気楽なもので、ムカつくことがあればさっさと仕事を変えたり引っ越したりすれば良いわけです。

ややもすると、だからフリーターは我慢を知らぬ、マナーが悪い、という偏見にも繋がりますが。

もちろん、実際には労働環境よりも個人の性格によるところが大きいでしょうけどね。公務員でも鳴らす人は鳴らしますから。

MORIWAKI ZERO SS

先週バイクにETCを付けてから、堰を切ったようにカスタムし始めてしまいました。今回はマフラー(スリップオンですが)です。

モノはモリワキの ZERO SS S/O(WT) です。

まずはノーマルの姿。

CB400SF・ノーマルマフラー

これはこれで格好いいんですけどね。

CB400SF・サイレンサー交換

ノーマルのサイレンサーを外したところです。ジョイントバンドのボルト(かなり固い)をゆるめ、タンデムステップの下のボルトを外すと簡単に取れます。必要な工具は12mmのメガネorソケットレンチ、5mmの六角レンチです。

ステーの仮付け

ステーを仮付けします。ご丁寧にも表・裏両面とも保護フィルムが貼ってあるので、忘れずにはがします。

次に、サイレンサーCOMP. に新しいガスケットを入れ、こちらも保護フィルムをはがし、傷をつけないように慎重に抱えて取り付けます。

サイレンサー仮付け

もとから付いていたジョイントバンドでサイレンサーのねもとを締め付け、2本のバンドをタンデムステップ下のバンドステーに止めます。

上の写真では少し手の脂が付いてしまっていますね。このまま使っていると変な焼け跡が付くので、このあと脱脂洗浄剤で綺麗にしました。

さて、肝心の音ですが、爆音ではないもののやはり純正よりは大きいです。バイクの場合、あまりに静かだと存在に気づいてもらえず、かえって危険ということもありますので、ちょうど良いくらいではないかと思います。

音質としては、低音がかなり出るようになりました。

インジェクションのCB400SF(NC42)専用の品なので、アイドリングが不安定になったりすることもありません。極めて快調です。

さっそく近所を20kmほど走って、帰ってくると知り合いからSMSが。

「さっき見かけました。マフラー換えましたね? 良い音でした」と。

うーむ、その人もバイク乗りだから良い音と言ってくれてますが、乗らない人にしてみたらやっぱり煩いかもですね。ますますご近所で肩身が狭くなります……

志賀島

いつも一人ツーリングばかりの私ですが、今日は珍しく友人と志賀島に行きました。

志賀島志賀島

ぐるっと一周回ってみて分かりましたが、そこそこ道がくねっていて、でもそれほど難しいカーブもないのでツーリングに最適ですね。

バイク

志賀島と言えば、万葉集にも歌われ、江戸時代には金印も出土するなど史跡の宝庫です。が、今日は友人の手前、あまり歴史オタクぶりを発揮しないように努めました(笑)

行きに小倉東インターでETCゲートが閉鎖されており、一般の方に行こうかとも思いましたが、無線機を持った公団の人が数人うろうろしていたので聞いてみると、もうすぐ開くとのことで、待ってみました。

幸い数分待っただけで通れましたが、あれは一体なんだんたんでしょうね。故障でしょうか?

有人ゲートでETCカードを渡してスキャンして貰う手もあるのでしょうが、バイクで、しかも分離型のETC車載器の場合、カードを取り出すにはシートを開けるなどする必要があり事実上不可能です。

こういうことがしばしばあるようでは困りますね。

まあ、車載器の故障やカードの接触不良といったこちら側の原因で通れないこともあるでしょうし、ETCがあるからと現金を持たずに出掛けたりしてはダメってことですね。