エッソやゼネラル、モービルなどのガソリンスタンドで使える “Speed Pass” を作りました。
これを機械にかざすだけで課金され、給油が出来ます。
これで入れると数円(店によって違う)値引きしてくれるそうです。微々たるものですが、されないよりはマシです。それに、クレジットカードが機械に飲まれたら厄介ですからね。かざすだけで済むならそれに越したことはありません。
ちなみに、上の写真の背景はこの前旅行したヴェネチア……ではなくて、PCの壁紙です(笑)
バイクにETCを付けたので、ここ数日高速を走りたくてウズウズしています(笑)
というわけで、島根県の津和野に行ってきました。
中国道の小郡インターを降りて、国道9号をひた走るとこの巨大な鳥居が見えてきます。ここをくねくねと下っていくと、谷間に津和野の町があります。
山陰はさぞかし寒かろうということで、冬の間は行きたいけど我慢していました。さすがにもう3月なので大丈夫と思い、勇んで行ったのですが、やはりまだ寒いですね。途中で寄った蕎麦屋のおばさん曰く、今朝は零下4度だったそうです。
これこの通り、雪が残っています。
道路も若干凍っていたので、バイクで行くのは無謀の極みだったかもしれません。
ようやく大皷谷稲成神社にたどり着きました。なんでも日本五大稲荷の一つだそうで、ずいぶん立派なお社です。津和野の町のどこにいてもこの神社が見えるほどです。
もっとも、このようにごく小さな町ではありますが。
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私のバイク、CB400SF には、VTEC Revo という機構があって、普段は4バルブのうち2つは閉じており、6750回転から残り2つが作動し始めます。ちょうど 100km/h で巡航しようとすると作動するかしないかくらいです。今回初めて長時間4バルブで走りましたが、燃料消費が凄いです。行きと帰りで2回給油してしまいました。
それに、ネイキッドのバイクで 100km/h 出すと、風で疲れますね。やはり、60km/h くらいが一番快適な気がします。エンジンは 100km/h でも余裕なのかもしれませんが、人間の方が持ちません。
近い将来、自動車の自動運転技術が実用化されそうです。
今のところ、あくまで運転をアシストする機能、例えば、車線からはみ出たら自動的に戻るとか、前車に近づきすぎたら自動的に車間を取るといったものに留められていますが、技術的には出発から到着まで完全に自動化することが可能になるまでそう時間はかからないでしょう。
もっとも、技術的には可能でもすぐに法律で認められるとは限りません。現在の法律では、運転席に座らずにコンピューターに運転させるのは交通違反です。
また、社会の通念も自動運転に追いつくにはしばらくかかるでしょう。最初は「自動運転なんて信用できない」、「怖い」と言った意見が出るでしょうし、自動運転車が事故を起こすと、「それ見たことか」と言われるでしょう。
日本という国は、ややもすると、社会の変化に法律や考え方がついていけない、切り替えの遅いところがあります。
しかし、自動運転に関しては、日本の技術が再び世界をリードするチャンスなのですから、後れを取るわけにはいきません。メーカーはもちろん、政府も、そして我々国民も、できるだけスムーズに実現できるように協力すべきです。
ぐずぐずしていたら、スマートフォンの二の舞になりかねません。
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ただ、運転自体を楽しんでいる人も少なからずいるわけで、何を隠そう私もその一人ですが、将来、自動運転と手動運転の立場が逆転し、手動だと任意保険がものすごく高いとか、さらには手動運転は全面的に禁止などということになると、ちょっと悲しいですね。
そこまで行くにはまだだいぶ時間がかかるでしょうけどね。
今、自分の中でカーブームというかカー雑誌ブームです。車を買う気は無いんですけどね(笑)
カー雑誌を見ているとよく目にするのが「パワートレイン」という単語です。
パワートレインとは、エンジン+トランスミッションのことです。ハイブリッドが増えてきたので、パワーユニット+トランスミッションと言った方が正確でしょうか。用例としては「パワートレインは 3L DOHC に 7AT の組み合わせ」のような感じです。
ここで例によって重箱の隅を突くような話なんですけど、”train”は長母音ではなく二重母音なので「トレーン」でなく「トレイン」だと思うんですよね。
しかし、雑誌では多くの場合「トレーン」表記です。
ただ、カタカナ表記における長母音と二重母音の区別は必ずしも厳密ではなく、例えば “mail” も「メール」と言ったり「メイル」と言ったりで一定しませんよね。なので、「トレーン」も直ちに誤りだと断じるわけにはいきませんが、私としては「トレイン」の方がしっくりきます。
もっとも、”mail” に関しては、私も「メール」と表記します。「メイル」の方が原音に忠実だと分かっていても、こう書くとどうも気取った感じがするんですよね。「バイオリン」を「ヴァイオリオン」と書くような感じ、と言えば分かっていただけるでしょうか。
逆に、カー雑誌の記者や評論家たちが好んで「トレーン」と表記するのは、そっちの方がかっこいいと思っているフシがあるような……。
カタカナ語の語感は奥が深いです。
少し前に、ホンダ・ヴェゼルが気になっていると書きましたが、リコールだそうです。
原因は、やはりというか DCT の不具合だそうで、この機構ゆえにこの車種に魅力を感じていただけに残念です。
DCT(デュアルクラッチトランスミッション)は、その名の通り2系統の変速軸を持ち、加速中なら上の段、減速中なら下の段を噛み合わせて待っています。なので、コンピューターがドライバーの意思、加速したいのか、減速したいのか、あるいは速度を維持したいのか、といったことを判断しなければなりません。ここに難しさがあるのでしょうね。
しかし、コンピューターによってドライバーの意思を推し量る必要性は、ドライブ・バイ・ワイヤである以上、今後益々高まっていきます。楽観的な見方をすれば、だから DCT のためのソフトウエアも日進月歩の進化を遂げるはずです。
というわけで、燃費が良く、ダイレクトな加速フィールが得られる DCT には依然として期待しています。
現状では多少の難があるとしても、次に私が車を買うころにはこなれてくるでしょう(笑)
バイクに乗るときはワークマンで2,980円で買ったジャケットで十分と豪語していましたが、やはり、専用のライディングジャケットはひと味違いますね。
例によってカメラ目線です(笑)
革製なので防寒性能は大したことない、と思っていたのですが、実際は袖口から風が吹き込まないようにする工夫や、内部の二重構造などによってかなり暖かく、快適です。プロテクターも入ってますしね。
それに、ワークマン等の汎用品は、スピードを出したときにバタつくのがつらいです。その点、ベイツのジャケットは適度な硬さがあって風に煽られることがないし、それでいて腕の部分は蛇腹のようになっていて動かしやすくなっています。
唯一難点を言えば、ファッション的にキメ過ぎでちょっと気恥ずかしい点ですね。まあ、これは精神修養で何とかするしかないでしょう。
中学生向けの数学の問題です。燃費は良いけど値の張る車と、悪いけど安い車、どっちがお得なのでしょう。
自動車Aはガソリン1Lあたり24km走ることができる。自動車Bはガソリン1Lあたり15km走ることができる。ガソリンの価格は1Lあたり150円とする。Aの価格は300万円、Bの価格は200万円である。Bの価格とガソリン代の和が、同じ距離を走ったAのそれを超えるのは、何km走った時か。
つぎの連立方程式を解くと、
χ = 266666.66…
従って、自動車Bの購入価格とガソリン代の和が自動車Aのそれを上回るのは、
約266,667km 走った時。
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つまり、リッター24キロのガソリン車(たぶん、ハイブリッド車)なら、たとえ300万円払っても、約26万6千キロ以上走れば、リッター15キロしか走らないけど200万円のガソリン車よりお得です。
お父さんに教えてあげましょう。
一昨年の暮れにニッサン・ティーダを買ったばかりなので、さすがに今買い換えるわけにはいきませんが、ホンダ・ヴェゼルが気になっています。トランスミッションが DCT というのが魅力です。
去年レンタカーでトヨタ・アクアに乗る機会があったのですが、CVT の無感覚さにいささか失望しました。アクセルを踏み込んだときのダイレクト感は MT > DCT > トルコンAT > CVT と言われています。
本当はMTに乗りたいけど、高級車はともかく、最近の普通の車ではその選択肢がありません。いわゆるエコカーはCVTばかりです。
それが、ここにきてDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の車がぼちぼち出てきました。
DCT には奇数段、偶数段の二系統の変速軸があります。例えば加速中は今接続中の系統の一段上のギアを噛み合わせて待っているわけですが、コンピューターの予想に反して急に減速すると下の段に接続し直すのでガクンとショックが起きます。運転の下手な人がMTで急にシフトダウンしたのと似た状態です。
このショックを嫌うか、それともCVTのあのぬるぬるした感覚を嫌うかは人それぞれでしょうが、私はどちらかというと後者、ぬるぬる感の方が気になります。
ホンダ車としては以前にプレリュードに乗っていたことがあります。4WSで小回りが利く楽しい車でした。ただ、クーペなのにFFという、ある意味ちぐはぐな車で、「なんちゃってスポーツカー」とも言われていました。
ヴェゼルにしても、スポーティーな外観、パワートレインはi-VTEC(+ハイブリッド)、トランスミッションはDCTという割には、後輪のサスペンションはトーションビームであったりと、やはりちぐはぐ感は拭えません。
カーマニアをうならせる車ではなく、とりあえず素人受けの良い車を作るのはホンダの伝統なのかもしれません。一言で言うとミーハーですね。
あと、不良っぽいセンス。N-BOX なんか車好きには受け入れがたいデザインですが、ヤンキーの皆さんには大人気ですからね。
面白いことに、二輪の世界では、ホンダはえてして「優等生すぎてつまらない」というイメージで語られるので、まったくの逆です。
足して2で割ったらちょうど良いのかも。
明けましておめでとうございます。
今朝は、周防灘よりのぼる初日の出を見に行ってきました。
私は長いこと寝正月専門で、わざわざ見に行ったのは何年ぶりか思い出せないほどです。考えてみると今後の人生であと何回初日の出を見ることでしょう。若いうちはいつでも見られると思いがちですが、その年の正月に天候や自分の体調が整うとは限りませんし、人間、来年の今ごろ生きているかどうかも分かりません。
ですから、初日の出に限らず、見られるうちにぜひ見ておくべきだし、やりたいことはやっておくべきです。
こういう心境になったのも、去年バイクを新車で買ったからかも知れません。年甲斐もなくワクワクしてしまったのです。このワクワクが、上に書いたように今後の人生であと何回あるかと考えると、十分お金に見合う価値があります。
それだけではありません。人とのふれあいの媒介にもなるのです。納車の日に道路工事のおじさんから「立派な単車ですなー」と誉められた(笑)のを皮切りに、このバイクのおかげでいろんな人に声をかけて貰いました。
特に印象的だったのはコンビニの駐車場で話しかけてきたおじいさんで、彼は右チェンジのメグロに乗っていたといいます。昔のバイクはシフトペダルが右にあったと聞いてはいましたが、実際乗っていた人に話を聞くのは初めてでした。
ラーメン屋からは「バイク乗りサービス(?)」でチャーシューを余計に入れてもらえたし、たこ焼き屋には「かっこいいバイクだね、いやー、かっこいい。集合管だね、あれ昔は車検通らなかったんだよね」と、やたらと食いつかれました。
やはり、以前乗っていた人は思わず話しかけてしまうようです。
世間では、「若者の車離れ」が進んでいると言われています。確かに、都会では車は必要ないかもしれません。公共交通機関を利用するのがエコだというのも分かります。実際私も何年か車無しで過ごしていましたが、特に不便はありませんでした。
しかし、若い人は騙されたと思って車やバイクを買ってみてください。
億劫? めんどくさい? ならば尚のこと買うべきです。他にやりたいことがあって、免許を取りに行ったり、買うお金を貯めたりできないという人には無理には勧めませんが、「何となく」車を持ってないだけならまずは一台所有してみましょう。少なくとも今よりは行動的になることは請け合います。
たとえ僅かでも、あなたの世界が広がるならば買う価値はあるはずです。
部屋を出て、ここではないどこかへ行きましょう!