白野江植物公園では河津桜が見頃です。
染井吉野よりちょっと色が濃く、咲く時期は早めです。
例によって、写真愛好家達が桜の木を取り囲んで激写していました。皆が皆、超巨大なレンズを付けた一眼レフです。その中に一人だけコンデジで入っていくのは勇気が要ります(笑)
パンジーなども地味に咲いていました。
地味と言えば、
この朽ち木、なんとなく風情がありますね。日の当たらない場所でひっそりと立っている姿に妙に惹かれます。
先週バイクにETCを付けてから、堰を切ったようにカスタムし始めてしまいました。今回はマフラー(スリップオンですが)です。
モノはモリワキの ZERO SS S/O(WT) です。
まずはノーマルの姿。
これはこれで格好いいんですけどね。
ノーマルのサイレンサーを外したところです。ジョイントバンドのボルト(かなり固い)をゆるめ、タンデムステップの下のボルトを外すと簡単に取れます。必要な工具は12mmのメガネorソケットレンチ、5mmの六角レンチです。
ステーを仮付けします。ご丁寧にも表・裏両面とも保護フィルムが貼ってあるので、忘れずにはがします。
次に、サイレンサーCOMP. に新しいガスケットを入れ、こちらも保護フィルムをはがし、傷をつけないように慎重に抱えて取り付けます。
もとから付いていたジョイントバンドでサイレンサーのねもとを締め付け、2本のバンドをタンデムステップ下のバンドステーに止めます。
上の写真では少し手の脂が付いてしまっていますね。このまま使っていると変な焼け跡が付くので、このあと脱脂洗浄剤で綺麗にしました。
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さて、肝心の音ですが、爆音ではないもののやはり純正よりは大きいです。バイクの場合、あまりに静かだと存在に気づいてもらえず、かえって危険ということもありますので、ちょうど良いくらいではないかと思います。
音質としては、低音がかなり出るようになりました。
インジェクションのCB400SF(NC42)専用の品なので、アイドリングが不安定になったりすることもありません。極めて快調です。
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さっそく近所を20kmほど走って、帰ってくると知り合いからSMSが。
「さっき見かけました。マフラー換えましたね? 良い音でした」と。
うーむ、その人もバイク乗りだから良い音と言ってくれてますが、乗らない人にしてみたらやっぱり煩いかもですね。ますますご近所で肩身が狭くなります……。
いつも一人ツーリングばかりの私ですが、今日は珍しく友人と志賀島に行きました。
ぐるっと一周回ってみて分かりましたが、そこそこ道がくねっていて、でもそれほど難しいカーブもないのでツーリングに最適ですね。
志賀島と言えば、万葉集にも歌われ、江戸時代には金印も出土するなど史跡の宝庫です。が、今日は友人の手前、あまり歴史オタクぶりを発揮しないように努めました(笑)
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行きに小倉東インターでETCゲートが閉鎖されており、一般の方に行こうかとも思いましたが、無線機を持った公団の人が数人うろうろしていたので聞いてみると、もうすぐ開くとのことで、待ってみました。
幸い数分待っただけで通れましたが、あれは一体なんだんたんでしょうね。故障でしょうか?
有人ゲートでETCカードを渡してスキャンして貰う手もあるのでしょうが、バイクで、しかも分離型のETC車載器の場合、カードを取り出すにはシートを開けるなどする必要があり事実上不可能です。
こういうことがしばしばあるようでは困りますね。
まあ、車載器の故障やカードの接触不良といったこちら側の原因で通れないこともあるでしょうし、ETCがあるからと現金を持たずに出掛けたりしてはダメってことですね。
先日のことです。ふと「フェアレディZ」で Google 検索し、トップに表示されたサイトを見ようとすると AVG によって遮断されました。
本当に「悪意のあるサイト」であるか否かは、検証していないので分かりません。が、AVGのブラックリストに載っているくらいですからそうなのでしょう。
Google も悪意のあるサイトの排除に躍起になっていますが、排除できていないどころか「フェアレディZ」というビッグワードで検索一位にしてしまうあたり、まだまだ脇が甘いですね。
反面、その悪意のあるサイトとやらはどういうSEOをしているのかちょっと興味あります。世間では「Googleの検索順位決定プログラムは非常に賢く、小手先のSEOは通用しない」と言われていますが、通用しちゃってるじゃん……と。
まあ、一時的な現象で、すぐに検索結果から消えるんでしょうけど。
子供らの騒ぎつゝ釣る柳鮠
東京ではラーメン二郎が流行っているようですが、九州では全く見かけず、いつか食べてみたいと思っていました。
で、先ほど、行橋市でそれ系のラーメン屋を発見したので初二郎(系)してみました。もっとも、本家や本家からのれん分けした店ではなく、二郎風というだけのエピゴーネンですが。
この店、ラオタ(ラーメンおたく)の方々の批評によれば、盛りは普通よりは多いが本家ほどではなく、味の濃さもさほどではないとのことです。
しかし、私にとっては十分味が濃く、衝撃を受けました。普通はレンゲでスープをすくって飲んだりしますが、このラーメンではそんな気は起きません。
麺が極太で野菜も大量なので、ある程度スープが濃くないと物足りないのは分かりますが、いくらなんでも濃すぎです。
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外食はたいてい味が濃いものだし、私自身別に薄味が好きというわけでもなく、市販の麻婆豆腐の元では塩気が足りないとさらに塩を振りかけたりする人間なのですが、それでも濃すぎると思ってしまうほどです。塩分、脂肪分が尋常なレベルではありません。
まあ、ごくたまに刺激を求めて食べる分には健康にさほど影響はないのでしょう。
ただ、この「食に刺激を求める」というのが果たして良いことなのかは分かりません。生きるために最低限必要、ではなく、より美味しく健康的に、でもなく、快楽を求めて健康に悪いものを食べると言うのは。
古代ローマの爛熟期には、富裕な人々はごちそうを腹一杯に詰め込んで、入りきれなくなると孔雀の羽をのどに突っ込んで食べ物を吐き出し、また食べたと言います。
同じように、私も含めて現代の日本人は、生きるためという食事の本来の意味を見失いつつある気がします。
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御託を並べてしまいました。要は二郎系、ハマるとヤバいということです(笑)
最初にも書きましたが、件の店は盛りも濃さも本家に比べると甘いとのこと、本場のはどんだけやねんと思ってしまいます。
テレビや新聞は、相も変わらず物騒な事件を報じています。皆さんは、別世界のことのように感じるでしょうか、それとも、自分にも起こりうるとお思いでしょうか。
誰しも、「犯罪者」というと自分とは全く違う人種と考えがちです。しかし、その犯罪者も最初に何かやらかして「犯罪者」になってしまうまでは真人間だったのだし、本人も自分は犯罪者ではないと思っていたはずです。
かく言う私も、まだ何もやらかしていないので自分では真人間だと思っています。人並みに正義感もあるつもりです。犯罪報道を聞いて「何と怪しからん!」と憤ることもしばしばです。
ですが、人間、「魔が差す」ということがあります。
これからの人生で、怒りのあまり人を突き飛ばすということが無いとは断言できません。そうすれば立派な暴行罪です。相手が怪我をすれば傷害罪、打ち所が悪くて死んでしまえば殺人罪です。
企業家は商法違反や不正競争防止法違反のリスクがありますし、公務員ならば、収賄の誘惑があることでしょう。
そこまで大それた罪でなくても、やらかしそうなことは他にもあります。
世間で多いのは万引きですね。これは食うに困ってやむにやまれずやるよりも、経済的に全く必要ないにもかかわらずやってしまうケースが多いそうです。いわゆる盗癖というやつです。私は金に困ってはいないし、今までの人生で万引きの誘惑に駆られたこともないので、これに関しては大丈夫でしょう。
ただ、将来もし一文無しになってしまえば、貧すれば鈍すでどうなるか分かりません。
一番危ないのは、やはり交通犯罪です。
早い話、車で人を轢いてしまった場合です。たとえ不可抗力に近い状況でも、加害者の「過失」が擬制され、業務上過失致死傷に問われるのが普通です。
酒を飲んでいたり、自賠責が切れて(自賠責が切れていると任意の加入期間が残っていても保険が下りない)いたりすると目も当てられません。特に飲酒運転で人身事故を起こした場合は実刑になるし、多額の賠償を請求されるしで人生が終わってしまいます。
運転するときは一歩間違えば奈落、と肝に銘じておかなければなりません。
最初に自分は真人間だと書きましたが、では、今までの人生で本当に何一つ罪を犯していないのか、ちょっと考えてみました。ただしスピード違反などは「犯罪」ではないのでノーカウントです。
一つありました。
若い頃、同僚のタバコを一本、無断で拝借したことがあります。
無断はまずいですよね、無断は……。タバコを一本黙って貰う行為は、立派に窃盗罪の構成要件に該当します。ただ、あまりに軽微(当時は一本10円もしなかった)なので可罰性がないという理屈で、結局お咎め無しとされる場合が多いようです。つまり、そのレベルまで摘発していては警察・検察・裁判所などがパンクしてしまうので、ということです。
余談ですが、昔、蜂須賀侯爵が皇居に参内した折、控えの間で目の前に(誰かが置き忘れた)タバコがあったので一本拝借したそうです。そこへ明治天皇が通りかかり、「蜂須賀、血は争えんな」と仰ったのだとか。蜂須賀家の祖、蜂須賀小六は盗賊だったという伝説にからめた冗談に、侯爵は恐縮することしきりだったそうです。
タバコのみって、吸いたくなるとどうしようもなくなるんですよね。でも、それは言い訳ですね。
ちなみに、ここ10年ほどは禁煙を続けているのでタバコの誘惑もありません。しかし、私の心の中にある「このくらい良いだろう」という気持ちをそのままにしておいては、また似たようなことをやるかもしれません。
バイクにETCを付けたので、ここ数日高速を走りたくてウズウズしています(笑)
というわけで、島根県の津和野に行ってきました。
中国道の小郡インターを降りて、国道9号をひた走るとこの巨大な鳥居が見えてきます。ここをくねくねと下っていくと、谷間に津和野の町があります。
山陰はさぞかし寒かろうということで、冬の間は行きたいけど我慢していました。さすがにもう3月なので大丈夫と思い、勇んで行ったのですが、やはりまだ寒いですね。途中で寄った蕎麦屋のおばさん曰く、今朝は零下4度だったそうです。
これこの通り、雪が残っています。
道路も若干凍っていたので、バイクで行くのは無謀の極みだったかもしれません。
ようやく大皷谷稲成神社にたどり着きました。なんでも日本五大稲荷の一つだそうで、ずいぶん立派なお社です。津和野の町のどこにいてもこの神社が見えるほどです。
もっとも、このようにごく小さな町ではありますが。
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私のバイク、CB400SF には、VTEC Revo という機構があって、普段は4バルブのうち2つは閉じており、6750回転から残り2つが作動し始めます。ちょうど 100km/h で巡航しようとすると作動するかしないかくらいです。今回初めて長時間4バルブで走りましたが、燃料消費が凄いです。行きと帰りで2回給油してしまいました。
それに、ネイキッドのバイクで 100km/h 出すと、風で疲れますね。やはり、60km/h くらいが一番快適な気がします。エンジンは 100km/h でも余裕なのかもしれませんが、人間の方が持ちません。