都府楼跡

太宰府の名所を巡っています。

都府楼

大宰府政庁の跡です。

地名にもなっている通り、かつて此の地に「大宰府」が置かれており、この礎石群はそのときの名残です。地元では都府楼跡と呼ばれています。

都府楼址

あをによし寧楽の京師は咲く花の薫ふがごとく今さかりなり

寧楽は奈良のこと。万葉集に記された小野老のこの歌は大宰府で詠まれたそうです。

礎石

現在はこのような礎石が並ぶだけですが、朱に塗られた柱が立ち並んでいた往時を想像すると趣深いものがあります。

都府楼跡・石碑

石碑は「都督府古趾」となっています。

非常に天気が良く、シートを広げてお弁当を食べている家族連れも多く見られました。その中を一人、黒い皮ジャンを着て一眼レフで写真を撮ってまわる私はかなり怪しかったかもしれません(笑)

観世音寺

今日は太宰府に行ってみました。今回も写真が多いので三回に分けます。

観世音寺

まずは観世音寺です。天智天皇の開基になるこの天台宗の古刹は、有名な太宰府政庁の数百メートル隣にひっそりと建っています。天満宮などに比べると人も少なく、落ち着いて拝観できます。

観世音寺

このお寺、「天下三戒壇」の一つとされています。戒壇とは、僧侶に戒律を授けるために設ける壇のことです。

観世音寺・梵鐘

国宝となっている梵鐘。

朽ち木

この朽ち木も良い味を出していますね。

津屋崎古墳群

現在、福岡県福津市の一部となっている津屋崎。ここの古墳群を世界遺産に登録しようとする動きがあるようです。さっそく行ってみました

津屋崎古墳群

海岸沿いを走る国道495号線を福岡側へ進むと、確かに津屋崎の辺りでこのような小高い丘が随所に見られます。

「登録」のためでしょう、きちんと草刈りされているので古墳マニアならずとも一目で分かりますね。

津屋崎古墳群

こちらは前方後円墳。

津屋崎古墳群

奥の鳥居が見えますでしょうか。このように田舎の風景に古墳が溶け込んでいます。

津屋崎古墳群

あざみ

アザミが咲いていました。

湯来温泉

5月の連休のツーリング。2日目は広島の湯来温泉へ向かいました。

途中、宮の本第24号古墳を移設・復元してある公園で昼食です。

宮の本第24号古墳

古墳の当時の姿が復元されています。このブログをご覧の方はご存じの通り、私は古墳大好きなのでテンションが上がります!

踊る埴輪

例のおどるやつも(笑)

国民宿舎湯来ロッジ

宿は国民宿舎湯来ロッジ。

湯来温泉

部屋からはこのような渓流が見え、たえずせせらぎが聞こえていました。

3日目は鹿野まで下道を通って、峠をいくつか越えました。

最後に鹿野SAで昼食の後、解散となりました。とは言え、家に帰り着くまでがツーリングです。自宅の前までたどり着いてほっとした瞬間、ガッシャーン……ということもありえますからね。

まあ、どうにか無事に帰り着きました。走行距離は3日間で 1,000km ほどになりました。なかなかハードでしたが、いろいろと教えて頂くこともあり、大変勉強になりました。

大勢で走るのも楽しいものですね。

皆生温泉

ツーリングで鳥取県の皆生(かいけ)温泉に行ってきました。

なんと午前5時出発です。私は迂闊にも軽装で行ってしまったので、5月の連休とはいえ、早朝の高速道路は身を切るような寒さでした。朝はちょっと寒いだろうけど昼の暑さに備えようという考えだったのですが、ちょっとどころの寒さではありませんでした。ベテランの方からそんな格好では死んでしまうよ、と言われました(笑)

そして下に着るウィンドストッパーを貸して頂きました。

蒜山高原

写真は米子道路を下りて山の中をしばらく走ったところです。ここで昼食をとりました。

烏ヶ山

大山の隣の烏ヶ山(からすがせん)が見えます。

砂防ダム

砂防ダム。

美保関燈台

美保関燈台。

美保関燈台

宿は「かんぽの宿皆生」でした。温泉に浸かったり、宴会したりで夜は更けていきます。

マップルナビで僻地へGO

連休の後半に鳥取県の皆生(かいけ)温泉に行く予定です。ツーリングです。

実は私、若干方向音痴の気があり、従って地図を読むのも下手なので、みんなとはぐれるとどうなってしまうか分かりません。

なので非常用にスマホホルダーを購入しました。いざとなったらナビに頼ろうかと思っています。ただ、普段使っているGoogleMapは機能は優れているものの、オンライン型なので電波が届いていなければ経路探索できません。なにしろ鳥取ですから、宿の近くは大丈夫にしても、途中電波の届かないところがある可能性は十分にあります。

そこで、オフラインで使える「マップルナビ」(1,400円)の出番です。

マップルナビ

これならば、電波が届かない場所でもGPSさえ捕捉すればナビが使えます。

途中でスマホのバッテリーがなくなってしまっては元も子もないので、バイクにUSBソケットも取り付けました。

問題は、私はiPhoneを使っているので接続にはLightningケーブルが必要だということ、そしてiPhoneは防水ではないということです。

まあ、スマホによるナビは最後の手段で、普段はスマホはポケットに、ホルダーやケーブルはシート下に入れておこうかと思っています。どうしても雨の中で使いたいときは、ケーブルは挿さずにジップロックで密閉してホルダーに付ければ短時間ならしのげるでしょう。

マップルナビの使い心地

テストのために、敢えて知らないラーメン屋を目的地に指定してナビに従って行ってみました。結論から言えば、問題なくたどり着けました。

次に曲がる交差点までの距離が表示されるのはGoogleMapと同じです。Googleの場合は100mきざみ(交差点に近づいてくると10mきざみ)ですが、マップルナビは1mきざみです。実際の精度はスマホの性能に依存するので両者とも同じでしょうが、体感的にはマップルナビの方が正確に感じます。

検索の柔軟性はGoogleにかなり劣ります。例えば先日行った「月瀬神社」はマップルナビではマイナー過ぎて出てきません。が、ホテル、旅館、かんぽの宿や国民宿舎、観光名所など、旅行で目的地となりそうな場所は網羅されており、また、住所を入力すればどこにでも行けるので、困ることはまずないかと思います。

中継点の設定はできません。二本の指で地図を拡大縮小する例の操作も、可能ですがちょっとカクカクします。このへんもGoogleにはかないませんね。

とは言え、ナビとしての機能は必要十分ですし、オフラインで使えるというのは、僻地に出掛けることが多い人には魅力です。

遠見ケ鼻・妙見埼灯台

若松と芦屋の境の遠見ケ鼻に行ってきました。先日の千畳敷の近くです。

御寄神社

海が綺麗です。

妙見埼灯台

妙見埼灯台は昭和41年3月に点灯、私よりちょっと先輩ですね。

妙見埼灯台

鳶

灯台とは関係ありませんが、隼が枝にとまっていました。

妙見埼灯台遠見ケ鼻

ちょうど夕日と灯台が入る撮影ポイントを見つけて、日没まで側の東屋で休んでいると、私より少し上の年格好の男性がその場所に三脚を立て始めました。

声を掛けてみたところ、彼はもう何十年もこの場所で夕日を撮っているそうです。しかも、フィルムで。

しばらく話して意気投合し、「ファインダーを覗いてごらん」というので覗かせてもらいました。なるほど、良い具合に灯台と太陽が入る画角です。彼のカメラは CONTAX RTS で、レンズは単焦点ばかりでズームは使わない主義だそうです。

そうこうしているうちに日が暮れてきました。

妙見埼灯台・夕日妙見埼灯台・夕日

その人の話によると、日が沈んでから空が紫色になるときがあり、それを狙っているとのことでした。しかし、私は三脚を持参しておらず、日没後に手持ち撮影は難しいので、上の写真を最後に帰途につきました。

今日は思いがけずいろいろと写真のことを教えてもらい、得をしました。

皿倉山・春霞

皿倉山に登ってみました。以前にも夜(ケーブルカーで)登りましたが、今回は昼間です。

テレビ塔

この山、頂上には各放送局のテレビやラジオのアンテナが建っています。上の塔はNHKのものです。

鳶

鳶が二羽仲良く飛んでいました。比翼連理というやつでしょうか。まあ、つがいかどうかは分かりませんが。

後ろのロケットのようなものは、『スペースワールド』のアトラクションです。

夜は若い男女で賑わう皿倉山ですが、昼はさすがに人が少なく、居ても中高年ばかりなので心が安らぎます(笑)

猫城址

中間市の月瀬神社に行ってきました。

この神社、「猫城址」とも呼ばれており、かつて麻生氏の城があったのだそうです。城と言っても、天守閣を備えたような立派な城ではなく小規模な端城だったようです。

猫城址・臥牛

猫と言いながら、鳥居をくぐるとこんな牛がいます。

猫城址

階段を登っていくと、

猫城址

拝殿の側に大きな石碑があります。

「猫城」というユニークな名称は、この城があった丘が遠くから見ると猫がうずくまっているように見えることからついたと言います。もちろん、後世に広まった呼び名で、当時は別の名があったはずです。猫なんて弱そうな名の城じゃ戦えませんよね(笑)

猫城址

どうでしょう。猫に見えますでしょうか。

猫城址・水門

周りは農地で、神社の正面には用水路が通っています。古い水門が印象的でした。

 

チューリップ、他

白野江植物公園は、いつ行ってもお年寄りで賑わっています。不肖わたくしも近頃ではすっかりその仲間入りです。

チューリップ

チューリップはやはり、美しい花ですね。

つつじ

つつじの類がこれでもかと咲いていました。

パンジー

パンジー。小さいけど華麗な花ですね。あ、華麗な花って馬から落馬ですかね(笑)

あやめ

あやめ、かな。

バイク

駐車場にも八重咲きの桜が。ここは二輪は無料なので、気軽に出掛けられます。

緑

緑が鮮やかでした。