フィットとヴェゼルが4度目のリコール

ホンダの「フィット」と「ヴェゼル」がまたまたリコールですね。二度目の時点で「二度あることは三度ある」などと言う人がおり、まさかと思ったものですが、四度目とは驚きです。想像以上でした。

「ヴェゼル」を検討したこともある私としては、見る目がなかったかと自信喪失しているところです。が、別の記事では「次に私が車を買うころにはこなれてくるでしょう」と、人柱になるつもりはないことも言外にほのめかしています。やはり、見る目はあったのです(笑)

結局、DCT という新しい技術をモノにするのは思った以上に難しかった、ということでしょうが、特にヴェゼルに関しては消費増税前の駆け込み需要に無理やり間に合わせようとしたことは明らかで、技術以前にホンダの会社としての姿勢に疑問符が付くことは避けられません。

ヴェゼルの、コンパクトなクロスオーバーSUV というコンセプトは面白いと思ったのですけどね。燃費だけから言えば、単にコンパクトでありさえすれば良いのかもしれませんが、それだけでは「腕白さ」が足りないと言いますか……。

まあ、腕白でありたいという気持ちは二輪の方で満足させる方が利口でしょうかね。

「総代会のお知らせ」が来た

近所の信用金庫から「総代会のお知らせ」が届きました。

実は以前駐車場代を振り込む関係でこの信金を利用していたのですが、「会員」になると振り込み代がタダになるというので一口加入したのです。つまり、「会員」とは株式会社の株主に当たります。

今は車庫付きの家に引っ越したので、信金との取引は全くなく、すっかり忘れていました。

「お知らせ」の中には、前年度の損益計算書が入っていました。敢えて数値は晒しませんが、なかなか苦しい内容です。

しかし、公に認められた金融機関として、こういう風に経営状態をガラス張りにすることが法律で決められており、ここで下手に粉飾したりしようとすると捕まってしまうわけですね。ホリエモンみたいに。

経営者も楽ではありませんね。

冷房代を節約しよう

この季節、電気代を節約しつつできるだけ涼しく過ごす一番のコツは、外出して冷房に当たることです(笑)が、近頃は省エネということで公共の施設や交通機関では28度に設定されていて暑苦しいったらないですね。その点、喫茶店などは人が来てくれてなんぼですからもう少し低めに設定されているのが普通です。涼みに出掛けるなら喫茶店をお薦めします。

ただ、用もないのに出掛けるのも面倒だ、という人は、家の中で涼しい場所を探すのが次善の策です。

エアコンをつければどの部屋でも涼しいので忘れられがちですが、同じ家の中でも場所によってずいぶん温度が違います。一般に二階より一階の方が涼しく、午前中は西側が、午後は東側が涼しいのはご存じの通りです。

あるいは、エアコンを付けるのは一つの部屋だけにするのも手ですね。その部屋に自然と家族が集まる効果もあります。……というと月並みですが、実際節電効果は大きなものがあります。

もちろん、心頭滅却するという古来からの方法も有効です(笑)

電気代は120kWhまでが第一段階、300kWhまでが第二段階、それ以上が第三段階と階段状に跳ね上がるので、一つ下の段階に留めることができれば大きな節約になります。

この際、居間以外はエアコン禁止! などと、亭主関白か嬶天下か知りませんが、強権を発動してみるのも良いかもしれません。

バスにゴルフボールを詰める

最近、入社試験でフェルミ推定をさせるのが流行りだそうです。例えば、バスの中にゴルフボールが何個入るかというような問題です。前提となる数値、この場合バスの容積やゴルフボールの直径などを知っているかということはあまり重視されません。

大事なのは筋道を立てて推測を行うことができるかどうかです。

ためしにバスにゴルフボールが何個入るかを推定してみましょう。まず、ボールをざざーっと適当に流し込むか、キッチリ間を詰めて並べるかでアプローチが変わります。どうせ「推定」ですから前者が自然とも言えますが、ここは敢えてキッチリ並べるとして考えます。

ゴルフボールを並べる

上の図をご覧下さい。下の段のボールをきっちり詰めて並べ、そのくぼみに沿うように2段目を並べます。

ゴルフボール

上から見るとこのようになります。ゴルフボールの半径を r とすると、下の段のボールの中心から上の段のボールの中心までの高さは、

fig1

です。従って、n 段並べるとその高さは

fig2

です。

さて、フェルミ推定なので、ゴルフボールの直径とバスの容積は調べずに勘で当てなければいけません。私はゴルフボールの直径を4cm、バスの容積を2x2x10で、40立方メートルと考えました。とりあえず、この前提で計算を進めます。

座席などは取っ払ってしまいましょう。とにかく詰め込めるだけ詰め込むのです。

まずは高さについて考えます。ゴルフボールの直径が4cm、つまり半径が2cm、バスの内側の高さが2mなので、

fig3

nについて解くと 61.012、切り下げて61個並べられます。奥行きに関しても同様に計算すると288個です。幅(正確には3軸のうち一方向)は単純に4で割る必要があるので、50個です。全部掛け合わせると

61*50*288 = 878,400(個)

ということになります。

座席や、詰め込みが甘く隙間ができてしまうことを考慮すれば、二割減、70万2千7百個くらいでしょうか。

後から調べてみると、ゴルフボールの直径は1.68インチ(42.67ミリ)以上だそうで、4cmよりは少し大きいものの案外近かったようです。バスの容積も車種によりますが内側の高さと幅は2.3m前後、奥行きは10m前後のものが多く、私の推定は当たらずとも遠からずだったと言えましょう。

ビルトインガレージ

カタカナ語の表記は「ゆれ」があって当然だと思っています。

もっとも、元の語から考えてそうはならないだろうという表記も無くはなくて、×シュミレーション・〇シミュレーション、×ディスクトップ・〇デスクトップなどがそれにあたります。(ちなみに上の二つはいずれも Atok2013 が「誤り」を指摘してくれました)

さて、下の画像は先ほど見かけたトヨタホームの広告です。

built-in

「ビルイン」となっていますが、「ビルイン」だと思うんですよね。

確かに、住宅の中にガレージを作る、なら

build a garage in the house

ですが、この場合、住宅に「作り付け」のガレージという意味でしょうから、

built-in garage

のはずです。つまり、built-in という形容詞が garage という名詞に係っているわけです。

built-in

built-in (also less frequent in-built) adjective
[only before noun] included as part of sth and not separate from it:
built-in cupboards (figurative)—compare inbuilt
–OALD7

いかがでしょう、トヨタホームさん。

Googleマップのナビの不満なところ

昨日の続きです。Googleマップのナビは現状でも十分有用なものの、まだ改善の余地は多くあるようです。

先日の旅行で「松本城」を目的地にしたところ、確かに近くまではいけるのですが、入り口でもなんでもない場所でナビが終了してしまいました。

GoogleMapのナビ

これほど広大なお城となると、出入り可能な場所に案内されるのとそうでない場所に着いてしまうのとでは大きな差が生じてしまいます。実際、駐車可能な場所を探してお城を1周半ほどしてしまいました。

徒歩なら歩行者用の、車なら駐車場の入り口の場所を把握し、きちんとそこまで案内してくれると有り難いのですけどね。

マップルナビをアップデート

iPhone用アプリ、マップルナビK のアップデートが可能になりました。

マップルナビ・アップデート

地図データが2014年春版になったとのことです。太っ腹なアップデートに感心しました。

「いや、Googleマップなら常時最新の地図が使えるじゃないか」と思われるかもしれませんが、以前にも書いたとおり端末に地図データを全て持っているアプリ、つまりオフラインで使えるアプリはそれなりに利用価値があります。

Googleマップは殆どの場所において十分有用ですが、電波の届かないところでは経路探索できないので使い物になりません。そういう「ど田舎」で迷ったときこそ地図アプリに頼りたいのですけどね。

ちなみに、Googleマップにもデータをダウンロードしてオフラインで使う機能があるのですが、日本ではオフになっています。理由は著作権がらみだそうです。