食事は人生の一大事

最近、「フレッシュボトル」に詰められた醤油を使っています。ヒガシマルの「うすくちしょうゆ」です。

ス、ステマじゃありませんよ!

醤油といえば、昔は一升瓶で買って台所の下に保存しておき、たまに食卓用の醤油差しに補充していたものです。しかし、この方法では風味が損なわれると言われています。

そこで、フレッシュボトルです。このボトル、二重構造で、内側は風船のように使えば使っただけ縮むようになっています。それによって醤油が空気に触れて酸化するのを防ぐのです。さらに我が家では冷蔵庫に入れています。

風味は確かに強く、醤油というより出汁のような感覚です。最初は不自然に感じたほどですが、これが本来の醤油の風味であり、今まで慣れ親しんでいた味は酸化してしまった醤油のそれなのでしょう。

何度も書いたように、食事は人生の一大事です。ちょっとでも美味しく食べる方法があるなら試さない手はありません。

コンビニ土下座強要事件から得られる教訓

9日にちょっと書いたコンビニ土下座強要事件ですが、因縁をつけた客(?)が逮捕されました。(?)を付けるのは、客と言えるかどうか微妙だからです。

店側はすぐに110番していたようです。わたくしごときが言うまでもないことでしたね。

ただ、意外なことに、警官が来て仲裁した後に、客(?)が仲間を連れてきて暴れたようです。「サツなんか怖くねぇ!」ってことでしょうか。

基本的に警察は私人間の紛争に介入しません。この事件でも、客(?)は「話し合いしとるだけや! 民事不介入やろ!」とかなんとか言って、一度は警察をやり過ごしたのでしょう。悪人に限ってそういう知恵はよく働くものです。

でも、結局逮捕されていては世話はありませんね。

土下座の強要は文字通り「強要罪」だし、たばこ6カートンを脅し取ったりもしているようなので「恐喝罪」にもなります。

巷ではこの程度のカツアゲ事件は日常茶飯事なのかもしれませんが、「動画」という動かぬ証拠を犯人自ら公開していたというところに時代を感じます。

この事件から教訓を引き出すとすれば、「写真や動画をアップロードするときは、映ってはいけないものが映ってないかチェックすべし」ということでしょう。

たぶん、逮捕された連中にとってカツアゲは日常だったのです。日常だけに「ヤバい」という感覚が鈍磨していたわけです。

我々も気をつけなければなりません。まさか犯罪の証拠を映すことはないでしょうが、自分や他人のプライバシーに関わることや、企業秘密などをうっかり漏洩させては厄介なことになります。

あと、不倫の証拠などもですね(笑)

メールを見たら詐欺と思え

ナイジェリア詐欺のメールがよく届きます。

詐欺メール

ご覧の有様です。一つ分かりやすいのを取り上げてご紹介しましょう。

Ministry of Foreign Affairs (Nigeria),
In Conjuction with:
Federal Republic of Nigeria and,
World Bank.

Attention:

いきなり、ナイジェリアの外務大臣閣下からのメールです。「警告(Attention)」と記入することで読む者を慌てさせようとするのも忘れていません。

Sequel to our series of meetings for the past 6 weeks, which just ended on 2/27/2014 with delegate around the world and directors from diaspora in full attendance. The above organizations after her prolonged deliberations on series of complaints received from scam victims has unanimously agreed to compensate all scam victims with a clear verifiable proof with a reasonable amount of money.

6週間にわたった会議で、詐欺の被害者に「補償」が行われることに決まったのだそうです。

それにしても、一つのセンテンスに scam victims という言葉が2度使われるなど、何ともぎこちない文章です。 scam というのはアメリカの俗語で信用詐欺のことですが、日本語で言えば「ペテン」のようなニュアンスです。外務大臣が使う言葉とは思えません。

This includes victims of purported foreign contracts; Inheritance, Investment, Dating and Lottery scams together with people that allegedly had unfinished transaction or international Lottery payment that failed due to purported Government policies etc.
You are hereby urgently advised to contact Mike Ozekhome ESQ.(SAN) who has been assigned to handle your compensation payment, contact him immediately with the details below.

それでもって、(被害者である)あなたは、「補償」を受けるために、担当者のマイク・オゼコメ氏に至急連絡されたし、とのことです。ナイジェリアの人権派弁護士にマイク・オゼコメという人がいますが、恐らく同姓同名の別人でしょう(笑)

いつも思うのですが、詐欺メールは大抵、頭の悪そうな文章で一目で分かります。が、詐欺師どもがこのレベルに留まってくれる保証はなにもありません。そのうちもっと巧妙な手口が編み出されることでしょう。「メールを見たら詐欺と思え」の心構えが必要です。

大人のケンカに勝つ秘訣

なにやらファミリーマートの店員と客とがケンカになり、店員が土下座したとかさせられたとかいう話です。

どちらが悪いのかよく分かりませんが、仮に店員に非礼があって詫びるにしても土下座する必要は全くなく、もし客が強要したとすれば、どういう人間かは容易に想像がつきます。

いますよね、こういうガラの悪い客。

ただ、ガラが悪いだけでは犯罪とは言えないので、そこは我慢しなくてはいけません。しかし、相手が一線を越えた場合、例えば手を出してきたとか金品を要求してきたときには、しかるべく対処する必要があります。

良い機会なので対処法をお教えしましょう。それは、警察を呼ぶこと。これです。別に相手がチンピラであるときに限らず、大人のケンカに勝つ秘訣は先に警察を呼ぶことです。大事なのは「先に」という点です。相手に先に呼ばれるとこちらが窮地に陥ります。

もっとも、チンピラは警察とは相性が悪いですから先に呼ぶことはないでしょう。それに、警官も人の子ですからどうしても「見た目」に左右されます。この場合、見た目で判断されて困るのはチンピラの方です。

Taipei_Police

「私的な紛争で警察を煩わせては……」とためらってはなりません。「あの店はすぐに警察を呼ぶ」という噂が広まれば、悪党は寄りつかなくなります。そうなれば、一般の客にとっても利用しやすくなるというものです。

怒らない修行

駐車場の解約がらみでもう少し。

このことで私が当初かなり憤慨したことは事実ですが、ある意味良い修行になったと思っています。

前回も書いたように実害はないのですから、あとは気の持ちようだけです。「俺を滞納者扱いしやがった、ブジョクだ! 許せん!」と思うか、「まあ、間違いは誰でもあるよね」と思うかの違いです。

後者の方がお互いにとって良かろうと思うわけです。「直接謝りに来るまで許さない」などと意地を張っても仕方ありません。仮に謝りに来れば、こちらは溜飲が下がりますが、私ごとき青二才に頭を下げさせられた相手は面白かろうはずもありませんし、謝りに来なければ、わだかまりを持ち続けることになります。

誰だってミスはあります。私も今後の人生で何らかの料金を滞納することが絶対にない、とは言い切れません。自分がミスったときは「てへ」ですませて、人がミスったときは「土下座しろ、コラァ」ではダブルスタンダードというものです。

今回相手と直接会うことはありませんでしたが、間に入った不動産屋は平身低頭していたので、彼らの顔を立ててこの一件は水に流します。

駐車場は解約したはずなのに……

青天の霹靂のようなことが起きました。

不動産屋から電話があり、「ご契約なさっておられる〇〇1丁目の駐車場ですが……」と言うのです。確かに以前借りていた駐車場ですが、一年近く前に解約しています。

間髪入れずに「解約しましたけど?」と言うと、しばし絶句した後、「確認します」とのこと。

10分ほど、「確認」とやらが完了するのを待っていましたが向こうから電話が掛かってこないので、こちらから掛けると「解約済みの確認できました」だそうです。いちいち神経を逆なでする対応です。

「ちょっと待って。確認とれたのは良いけど、電話してきたのは何のためだったの? 契約が続いていると勘違いして、入金を催促しようとしたの?」と矢継ぎ早に問いかけると、相手もこれはまずいことになったと思ったのでしょう、しどろもどろになって、上司にかわりました。

上司曰く、解約する旨は確かに去年連絡を受けた段階で先方(地主)に伝えたのだけど、どういうわけか今になって「入金が止まっとる」と言って来たので、確認せぬままお宅に電話してしまった、のだそうです。

危うく「滞納者」の濡れ衣を着せられそうになった私としては、「では、その貸し主の方に謝ってもらわなければいけませんね」と喉まで出かかりましたが、すんでのところで引っ込めました。

不動産屋で一年前にこちらから解約を申し入れていることは記録してあるのだし、実害はないからです。もし、不動産屋も一緒になって「いや、解約は成立してないので一年分の駐車場代を払って下さい」などと言って来たら、それはとことん戦いますよ。でも、今回はそういうケースではないのだから、敢えて事を荒立てる必要はありません。

ミスが起きた背景には、貸し主と不動産屋とで管理が一元化されていないという問題があります。それと電算化されてないことですね。これも、「電算化してはどうですか」と喉まで出かかりましたが、差し出がましいのでやめておきました。

不動産屋はこうも言っていました。「この地主さんも几帳面な人なんだけど、なにしろ駐車場1000台分貸しておられますからね、うっかりされたのでしょう」。

私が借りていた場所は殆ど全部埋まっていました。仮に料金が1万円、1000台分のうち8割が埋まっているとすると月収は800万円近いということになります。

ちょっと度肝を抜かれました。

もちろん、税金や不動産屋の仲介手数料などがあるので丸々手元に残るわけではないでしょうが、莫大な収入であることは確かです。やっぱり土地ですね。

私がハナちゃんに勝った瞬間

犬は人間や他の犬と相対すると、瞬時に彼我のいずれが優位かを判断し、我がまさっていると思えば増長し、彼の方が強いと思えば服従すると言います。

数年前の話です。近所の商店街でよく見かける犬がいました。柴犬で名前はハナちゃんだったと思います。というのも、みんなハナちゃんと呼んでいましたので。

ハナちゃんは柴犬ですから大きくはなく、おとなしい性格でした。商店で飼っていたのかお客さんが飼っていたのか知りませんが、よく店の前の鉄柵に繋がれていました。

ある日、私がその前を通りかかると、ハナちゃんが吠えるのです。「オレは犬に吠えられるほど不審者オーラを出しているのか……」と愕然としつつ、さらに半歩近寄ると、ハナちゃんは今度はころんと横になりお腹を見せたのです。

私がハナちゃんに勝った瞬間です。

恐らく、変なおっさん(私)がそばを通るのに脅威を感じて吠えたけど、いよいよ敵(私)が近寄ってきてもうだめだと思い、服従のポーズをとったのでしょう。

犬の場合、かくの如く上下関係はシンプルです。人間の場合はもうちょっとややこしく、強い者が弱いフリをしたり、弱い者が虚勢を張ったりします。さすがは万物の霊長、と言いたいところですが、自分を弱く見せることで利益を得ようとする輩が多いのには辟易します。「弱者権力」などという言葉を聞くにつけ、ハナちゃんみたいな分かりやすい生き方の方がむしろ望ましく思えてきます。

HTML5のaudioタグ

このブログは元々カントリーブルースギターの話を書こうと思って開設したものです。久々に演奏を披露しようと思います。オープンDチューニングで弾いています。

うまく再生されましたでしょうか?

以前は Flash を利用したプレイヤーを使っていたのですが、object だの embed だの色々と面倒でした。上のものは HTML5 を使っています。これなら <audio src=”ファイル”> と構文もシンプルだし、iPhone の Safari など Flash をサポートしないブラウザでも再生できます。

なお、「披露」と書きましたが実はかなり前に録ったもので、初出ではありません。とりあえず、HTML5 のテストということで。

軽自動車は女性向けという風潮

どうも世の中には「軽自動車は女性向け」というイメージがあるように思います。実際、それを意識してデザインやカラーバリエーションを女性向けにしている車種もあります。

ダイハツ工業は2014年8月26日、軽自動車「ミラ ココア」をマイナーチェンジし、(中略)メインユーザーである女性を強く意識して、3種類の外装デザインや全15色のボディカ ラー、9通りの内装色…(後略)

–おじさんには開発できない、新型「ミラ ココア」の「選ぶ楽しさ」

確かに車体が小さい車は比較的運転が容易ということはあるでしょう。小さい方がかわいいという感性も分かります。しかし、私はむしろ女性には軽自動車乗って欲しくないと思っています。軽自動車はどうしたって安全性で普通車に劣るからです。

もし私たちが原始人なら……

唐突ですが想像してみて下さい。今は原始時代で、我々の部族は女25人、男25人の計50人です。隣の部族と深刻な争いが起きており、戦争は避けられません。この場合、

  1. 男だけで戦う
  2. 男も女も戦う
  3. 女だけで戦う

いずれを選択すると最も部族が存続できる可能性が高いでしょう。もちろん、1. ですね。男の方が腕力が強いということもありますが、より重要なのは男は子供を産めないということです。男ばかりが生き残っても仕方ありません。この観点からすれば、2. も比較的不利と言えます。

つまり、何が言いたいかというと、女の命の方が男の命より重いということです。これは頗る特異な主張ですが、私は正しいと思っています。

恐らく、我々の祖先は現実に1. の選択を行っているはずです。3. を選択する人々の子孫が残っているはずはありません。「アマゾネス」は空想の産物です。

車に話を戻すと、だから女性こそ安全装備の充実した少し大きな車に乗って欲しいのです。今の車はパワステやバックカメラが付いているので大きくても運転は容易です。

一方、男性は軽自動車で十分でしょう。その方がエコですし。

オレが死んだら女房子供が困る? 生命保険にでも入ったら良いのではないでしょうか(笑)