怒らない修行

駐車場の解約がらみでもう少し。

このことで私が当初かなり憤慨したことは事実ですが、ある意味良い修行になったと思っています。

前回も書いたように実害はないのですから、あとは気の持ちようだけです。「俺を滞納者扱いしやがった、ブジョクだ! 許せん!」と思うか、「まあ、間違いは誰でもあるよね」と思うかの違いです。

後者の方がお互いにとって良かろうと思うわけです。「直接謝りに来るまで許さない」などと意地を張っても仕方ありません。仮に謝りに来れば、こちらは溜飲が下がりますが、私ごとき青二才に頭を下げさせられた相手は面白かろうはずもありませんし、謝りに来なければ、わだかまりを持ち続けることになります。

誰だってミスはあります。私も今後の人生で何らかの料金を滞納することが絶対にない、とは言い切れません。自分がミスったときは「てへ」ですませて、人がミスったときは「土下座しろ、コラァ」ではダブルスタンダードというものです。

今回相手と直接会うことはありませんでしたが、間に入った不動産屋は平身低頭していたので、彼らの顔を立ててこの一件は水に流します。

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