彼岸花

先週の土曜(8月30日)のこと、白野江植物園に行ってみると「無料入園日」となっていました。二輪は駐車場代もタダだし、得した気分です。逆に言えばあまり見どころのない時期ということですが……。

曼珠沙華

目立っていたのは彼岸花くらいだったでしょうか。

それでも、立派なカメラを携えた「同好の士」をちらほら見かけました。私も良いレンズを一本欲しいんですけどね~

味玉の値段がなんと……

ラーメン屋で何の気なしに味玉を追加して、後で値段を見て驚きました。何と150円です。

卵は物価の優等生と言われ、近所のスーパーでは10個200円もしません。当然ラーメン屋ではそれより安く仕入れていることでしょう。もちろん、味玉ですから手間がかかっているのは分かります。それでも150円は高いのではないでしょうか。

外食というものは材料費に店舗の家賃や光熱費、人件費が上乗せされ、さらに利益を出さなければいけないわけで、基本的に割高です。

理解しているつもりでしたが、味玉150円にはびっくりです。

なんとなくで注文してはいけませんね。今後はコストとベネフィットの比を子細に検討してから頼むことにします(笑)

「見下し」の経済

英語で「(人を)見下す」ことを何というかご存じでしょうか。

正解は look down on です。

もちろん、despise など他にも近い表現はありますが、日本語の「見下す」というニュアンスに一番合うのは look down on です。ちなみに、ドイツ語では über die Schulter ansehen、直訳すると「肩越しに見る」と言います。

他の言語にも似た表現があることから分かるように、洋の東西を問わず人は見下したり見下されたりしているのでしょう。

バカって言うやつがバカ=真理

ネット上では相変わらず罵詈雑言が飛び交っており、匿名で他人を誹謗中傷するような書き込みを目にすることもしばしばです。

以前は、「この連中は何と品性下劣なのだろう」と思っていたものです。しかし、最近は品性の問題と言うよりも「自分が言われてイヤだったことをネットで吐き出しているだけではないか」と思うようになりました。

その証拠に彼らは二言目には「バカ」と言います。相手が大学教授だろうと大企業の重役だろうと容赦なくバカ呼ばわりです。何のことはない、日頃周囲からバカにされていることを自ら告白しているようなものです。

「見下し」の経済

人々の知能が正規分布に従うとすれば、人口の半分は知能が平均以下であり、広義のバカに当てはまります。人はずっと見下され続けることには耐えられず、どこかで他人を見下してバランスを取ろうとするのでしょう。

「見下し」は一種の貨幣です。

見下されっぱなしの人は「見下し貧乏」、もっぱら見下す方の人は「見下し長者」。見下し見下されるポイントは美醜、貧富、学歴、人種、性別と多岐に及びます。

「そんなに人を見下そうとしてどうする、空しいだけだろう」という正論が聞き入れられることは滅多にありません。「そんなにお金を欲しがってどうする」と言ってみても、人々の金銭への渇望はなくならないのと同じです。

ことほどさように「見下したい」という欲求は強く、「見下されたくない」という欲求もまた強いものです。

しかし、金銭と同じく、それ無しでは生きていけないというものではありません。まずは自分の心の中にこのような醜い部分があることを認め、それをコントロールすることです。

ゲームの何が悪いかというと、「上達」すること

年甲斐も無くテレビゲームが好きです。以下の文は自戒を込めて書きます。

ひと頃「ゲーム脳」という言葉を良く聞きました。大ざっぱに言うと、テレビゲームばかりやっていると脳がダメになってしまい、アホになるという説です。提唱者の森昭雄氏によると、ゲーム脳の人は「表情が乏しく、身なりに気を遣わない。気がゆるんだ瞬間の表情は、ボーッとしているような印象で、認知症患者のものと酷似している」と、さんざんな言われようでした。

この説自体は学説とは認められず、現在は疑似科学の一種とされています。少なくともゲームで脳が壊れることはありません。

それでも悪影響はある

しかし、では、いくらゲームをやっても良いのか、ずっとやり続けて良いのかと言えば、それは違うでしょう。

端的に言って時間の無駄だし、目も悪くなります。それだけなら読書も映画鑑賞も程度の差こそあれ同じと言えますが、決定的に違うのは、ゲームには「上達」という要素があることです。私の考えではこの「上達」が曲者なのです。

上達、結構ではないか、何がいけないのか? と思われるかもしれません。

実際、何であれ上達するというのは嬉しいもので、できなかったことができるようになる喜び、一言で言えば「進歩する喜び」は人間が経験する感情の中でも最良の部類に入ります。

だから、ゲームばかりしていてはダメなのです。

進歩する喜びを知った気になってしまうから。

ヴァーチャルな「進歩」

ゲーム、とりわけ商業的な動機で開発されたゲームは、まずは目新しく、次に上達することでますます面白くなっていき、最後には飽きてやらなくなる、というプロセスがビルトインされています。

「おっ、なにこれ面白そう」→「俺って上手いかも」→「……飽きた」

みたいな感じです。ちなみに「飽きる」というのは重要な機能で、もし一生遊び続けられてはメーカーは次のゲームが売れずに困ってしまいます。

もっとも、ここで問題視したいのは、上に述べたとおり「上達」ないし「進歩」という体験が意図的に組み込まれていることです。

本来、価値のあるスキルほど上達には努力を要するものですが、ゲームの中では簡単に「俺、上手い」という感覚を味わうことができます。そのように作られているのです。

ギャンブルの場合

競馬で身を持ち崩した人から話を聞いたことがありますが、「この馬は父が〇〇、母が△△で、神経質だが瞬発力があり、苦手な右回りのレースが続いたから最近の成績は振るわないが今度の府中競馬場は左回りなので……」とやたら詳しいのです。

パチンコにはまっている人もそうです。釘がどうの、羽根がどうの、この機種は小当たりが続いたらなんとかのサインとか、とにかくいろいろと「勉強」しています。

ある意味大変な「努力」をしているわけです。向上心があると言っても良いでしょう。しかし、それによって彼らが尊敬を得ることはありません。

テレビゲームには競馬やパチンコのような強烈な「報酬」がないので、人生を台無しにするまでの破壊力はありませんが、本質は同じです。

ゲームの中で努力し、上達し、何者かになったような気分を味わう、それが「報酬」ですが、実際には何者にもなっていないのです。

誰かが金儲けのために作ったゲームで向上心を使い果たしてしまうのは実にもったいないことです。ゲームは気晴らしにとどめ、向上心は自分の人生に対して注ぎ込むのが賢明と言えます。

やけに安いガソリンスタンドの罠

ガソリン価格が少し落ち着いてきたようです。

先ほど、近所のスタンドで158円で入れることができました。これで安いと思ってしまうこと自体、最近の高値に慣らされている証拠ですが。

ちなみにエクスプレス系のスタンドで、セルフですが機械は新しく、PHVやEVの充電もできるという風になかなか設備が充実したところです。周囲よりも数円高いことが多いのですが行きやすいのでよく利用しています。ここで158円ならまずまずです。

以前にも書きましたが、すぐ近くに別の無印のスタンドがあります。かなり安く売っているのですが、お釣りをプリペイドカードで返すという極悪仕様なので使っていません。

やけに安いスタンドは往々にして業転玉(ぎょうてんぎょく)と呼ばれる売れ残りのガソリンを売っており、実用上問題はないにしろ品質が劣ることもしばしばです。

そのお釣りがプリカのスタンドも大方そのクチでしょう。

とりあえず、車とバイクを満タンにしておきました。この傾向がしばらく続けば良いのですけどね。

津屋崎古墳群

今日、福岡県の津屋崎、現在の福津市の近辺を車で通りましたが、本当に笑ってしまうほど古墳が多いですね。

ご存じの通り(?)私は古墳マニアなので遠目にもはっきりと分かります。

残念ながら今日は一眼レフはもちろん、コンデジも持っていかなかったので写真はありません。

この古墳群は何と世界遺産登録を目指しているそうで、なかなか難しいだろうとは思いますが頑張って欲しいところです。

後日、時間を取ってしっかりと写真を撮った上で、記事にまとめたいと思います。

航空券、「往復」の罠

帰りの航空券も無事に旅割で買えました。

それにしても、往路のチケットをネットで予約するときに現れる「往復」のボタンは罠ですね。以前経験があるのですが、うっかり押してしまうと復路は通常料金(「往復割引」にはなるけど、早割・旅割よりはかなり高い)になってしまいます。

復路も旅割にしたければ、別途購入、つまり片道を2枚買う形にしなければなりません。

passbook

最近はiPhoneのPassbookにチケットを入れています。ANAのスマホ用予約確認サイトから数クリックで登録できます。少し前まではバックアップとして紙に印刷した「確認番号」も持って行っていましたが、Passbookのみで特に不都合はないようなので今はこれ一本です。

飛行機のチケット

10月の25・26日に旅行を予定していて、飛行機のチケットを予約しました。できるだけ早い方が安いですから。

ところが、往路つまり25日の分は予約できたのですが、26日の分はできませんでした。ANAのサイトによると、「一般のお客様」が10月26日以降搭乗分のチケットを予約できるのは8月26日の午前9:30からとのことです。

ANA

もちろん、25日の分を「往復」で申し込めば、復路即ち26日の分も買えるのですが、行きは旅割で11,500円、帰りは通常価格(往復割引は効く)で37,500円といったことになってしまいます。

なので、帰りの分に旅割を適用してもらうためには先ほどから書いている通り、明日の9:30以降できるだけ早い内に予約しなければいけません。

ちなみにJALのチケットも全く同じで10月25日の分は予約可能でしたが26日のはダメでした。妙なところで横並びですね。

とりあえず、明日は復路のチケット確保に全力を注ごうかと思います(笑)