マイク買いました

最近、友人たちの間で楽器の宅録が流行っているのでつい影響されてしまい、マイクを買いました。

SONY ECM-MS907 です。大枚9000円もはたいてしまいました。指向性を90°と120°に切り替えられるなど、なかなか面白い機種です。

試しに録ってみたのが↓です。


test.mp3

実はPCのサウンドカード(SB Live Platinum)のマイク入力がモノラルで(ECM-MS907はステレオ)、ゲインも不足気味だったので、ステレオのマイクロフォン・アンプを自作しました。こちらは制作費200円でした(笑

蝉丸

「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」の歌で有名な蝉丸は、醍醐天皇の子でありながら盲目のため逢坂山に捨てられ、後に琵琶の名手となったといわれています。

滋賀県大津市にある関蝉丸神社には、古来より芸事の上達を願って詣でる人々が絶えないそうです。

 

餘念無くギターを彈ず蝉丸忌

この人、ジブリっぽい!

Matilde E. Moisant女史は、アメリカの初期の女性飛行家、だそうですが、なにより印象的なのは彼女の飛行服姿です。

Matilde_Moisant_(cropped)

こんなにナウシカっぽい人(笑)を初めて見たので、思わず写真を転載してしまいました(写真はパブリックドメインです)。すごくチャーミングな女性ですね。

よく見ると鉤十字のバッジをしていますが、これはナチスドイツとは何の関係もなく、単なる幸運のお守りなのだそうです。

 

晝休戴き物の新茶かな

Mac OSX Cocoaプログラミング

Mac OSX Cocoa プログラミング 第3版という本を買ってぼちぼち読み始めました。結構わかりやすい印象です。
実は、このシリーズのC++とJavaは計6冊全部持っています。この二つというか6冊は初学者向けで、変数とは? から始まっているのですが、今回買った Cocoa プログラミングは C++ が一通り分かっている人向けに Objective-C と Cocoa フレームワークについて説明する感じですね。

とりあえず、本の通りに練習用のアプリを作っていこうと思っています。Xcode は VisualStudio に比べてシンプルなインタフェースで、思ったよりとっつきやすいという感触です。
ただ、面食らったのが Interface Builder の部品の多さで、ボタンだけでも、Push Button, Gradient Button, Rounded Rect Button, Recessed Button, Textured Button, Rounded Textured Button 等々、夥しい種類があります。

UI の設計には暗黙のルールみたいなものが沢山あって、例えば Push Button を使うべきところに Gradient Button を使っても機能はするはずですが、おそらくユーザーは違和感を持つだろうと思います。部品の配置にしてもそうで、間隔が空きすぎていたり、逆に詰まりすぎているだけで、ユーザーに稚拙なアプリだという印象を与えるには十分です。たぶん。

なぜ「たぶん」かというと、私自身まだ Mac の UI に十分慣れているとは言えないので、そのへんの感覚がいまいち掴めないからです。

まぁ、習うより慣れろということでしょうね。
本自体はとても気に入ったので、少しずつ学習していこうと思います。

ルータのログに"Alarm signal caught – connection timeout"というメッセージが溜まる場合。

自宅でコレガのCG-WLBARGNMという無線ルータを使っているのですが、以前から稀にハングしてしまうことがありました。
そして、ハングするときには決まって

Alarm signal caught - connection timeout

というメッセージがルータのシステムログに大量に記録されていました。

ルータを再起動すると直るものの、再現条件がつかみにくいことから原因究明は難航していた、というか殆ど諦めていました。

ところが、つい最近、対処法を発見しましたので、ここにメモしておきます。

ルータのLAN設定でTCP856をブロックする。

以上です。

↓みたいな感じです。
tcp856.png

856は少なくともwell-knownポートではなく、これに関する記述はWeb上にもあまりないのですが、どうやらStarOSのstarutilというサービスが使うポートのようです。StarOSは無線LANなどの組み込みによく使われています。

他の機種でも、似たようなメッセージ(Alarm signal caught)がログに残っているのであれば、同様の設定で改善すると思われます。

落ちたものを自分で拾おうとせぬ長妻大臣

毎日新聞の記事の中で長妻昭厚生労働相に関する次のような文章が目にとまりました。

(前略)
もっとも、長妻氏の官僚へのこわもてぶりに変わりはない。大臣室に局長らを集めた際、机の書類が床に落ちたことがあった。「上に立つ大臣は取っちゃいけない。君たちが拾わなきゃいけないんだよ」。長妻氏はそう告げた後、自分で拾いはしたものの、「本当は私とあなた方はそういう関係です」とみなにクギを刺した。

私は以前、仕事でパキスタンに半年ほど居たことがあるのですが、そこでの強烈な記憶がよみがえりました。上の記事とそっくりな話です。

(日本人の)同僚Aが机の書類を床に落とし、現地の技術者B(ボーイではない)に拾うように言ったのです。Bは、ついっと部屋を出て行き、別の男Cを連れてきて、Cにそれを拾わせました。

実に不自然な光景でした。

そもそも自分で拾わなかったAが悪いのです。力関係のあるところには、かならずこのようなつまらない威張り方をする人間があらわれるものです。
落ちたものを拾えと言われたBはプライドが傷ついたのでしょう、自分より身分の低い(インドのカーストとは違うが似たような制度か)者を連れてきて、心理的な平衡を保とうとしたわけです。

話は日本に戻ります。

公務員は国民に奉仕するものであって、個人に奉仕するものではありません。官僚が政治家に従わなければならないのは公務に於いてのみです。私的なことをさせる「召使い」ではないのです。(そう言えば、自民党には官僚になくした指輪を探させていた奴も居ましたね。今はちゃっかり民主党に鞍替えしていますが)

上の発言を見る限り、長妻はこの点を完全に履き違えています。

政治主導は大いに結構ですが、政治家と官僚を全人的服従関係として理解している長妻には、(大臣はもとより)政治家としての資質が備わっているか疑わしい、と言わなければなりません。

悪いのは民主党だけではない

最近、どうも政治づいてしまって恐縮です。
なんとも青臭いとは思うのですが、偽らざる気持ちであることも確かです。

またもや政治の話です。

先日、鳩山首相は新たに入庁した公務員たちへの訓示で、「ばか者が首相では国がもつはずがない」と発言したそうです。
10年間にわたって母親から月に1500万円もの贈与を受け続け、定められた租税を納めずにおきながら、「知らなかった」で済むと思っているような男をバカと呼ばずになんと呼ぶのでしょうか。

このような人物が首相の地位にあることは実に情けなく、国民にとって不幸なことです。

世間では、民主党と自民党、どっちが良いとか悪いとかそういう議論が喧しいですが、事の本質はそういうことではありません。

鳩山も小沢もかつては自民党にいました。その意味では彼らの悪さ加減は自民が育んだとも言えます。そして、彼らは現在たまたま「民主党」という船に乗っているだけで、権力さえ得られるなら、どんな党でも平気で渡り歩くのです。

悪いのは鳩山、小沢、その他の腰巾着共であって、民主党という容れ物ではありません。無論、今現在自民党の中にいて、鳩山・小沢らと敵対関係にある政治家の中にも、随分酷いのがいます。

誰を、またどの党を選べばよいのか分からない、という状況です。

ですが、ともかくも、今後当分の間、民主党にだけは投票してはいけません。そうです、消去法です。

「いやいや、自民が最悪だから消去法で民主が選ばれたのではなかったか」とおっしゃる方も居るでしょう。
私個人には民主党という選択肢はありませんでしたが、確かに一理ある考え方です。
ですから、前回民主党に投票した人のことをとやかくは言いません。繰り返しますが、次は民主だけはやめましょう

最悪の中から少しでもマシなのを探す、というのは決して楽しいことではありません。が、我々有権者は飽かず倦まず、根気よく消去法を続けていきましょう。

 

暮遲し悲憤慷慨已まざるを

追記:

「民主以外に投票しましょう」と呼びかけるのは、確かに戦術としては稚拙かもしれません。反民主の「集結軸」として特定の政党を支援する方が有効であるのは間違いないでしょう。
しかし、上で述べたかったことは、そういう駆け引きではなく、「現政権の好き勝手にはさせない」という確固たる意思を全有権者が持つべきだということなのです。
「ヘンなことをすればいつでも政権交代させますよ?」と、時の政府に緊張感を与え続けなければいけないのです。
そういう風に国民の意識が向上すれば、自ずと政治のレベルも上がっていくはずです。