頭の悪そうな詐欺メール

先日のアラビア語のスパムを機械翻訳にかけてみると、意外にも容易に意味が分かりました。

 

アラビア語のスパム

要は、リンク販売ですね。

どうもこのアラビア語の文章、機械翻訳ですんなり意味の通る英語になったところから見て、元々英語で書かれたものをアラビア語に機械翻訳したような感じです。

リンク販売は法律で禁止されているわけではないので詐欺とまでは言えないかも知れませんが、紛れもなくスパムです。迷惑な話です。

頭の悪そうな詐欺メール

迷惑と言えば、今日はこんな怪しいメールが来ました。

詐欺メール

アドレスが yahooメールというのが頭の悪さ全開ですね(笑)

しかも、書き出しが「こんにちは」。それに続く文章も文法的に間違ってはいないものの、銀行からのメールとは到底思えないぎこちなさです。そのくせ、「アカウントがロックされないように」という脅し文句を交えるなど、狡猾な面も見られます。銀行の住所等を書き連ねているのは、もっともらしく見せるための常套手段です。

今後、巧妙化する可能性が高い

このメールの場合、一見してフィッシングであることは明らかですが、詐欺師連中が今後もこのような低いレベルにとどまっているという保証はありません。メールアドレスの偽装や、それらしい文章を備えた、手強い詐欺が増えてくるものと思われます。

これからの時代、メールを見たら詐欺と思えの精神がますます重要となるでしょう。

とうとうアラビア語のスパムが来た

さきほどメールボックスを見て驚きました。

fraud

一番上の英語のヤツはありがちなスパムですが、二番目と四番目はよく分からない言語(おそらく東欧の言語)だし、三番目のなんかアラビア語です。

fraud2

何と書いてあるのやら、微塵も分かりません(笑)

しかし、なんとなくナイジェリア詐欺のような気がします。敢えてカットしてありますがリンクが記されているので、そっちに飛べば英語になっている、といった手口かも知れません。確認する気はありませんが。

これだからメールアドレスは公開しない方が良い、とお思いでしょうか。意外にも、適切にフィルタリングすれば、スパムを見ることはあまりありません。手の内を晒したくないので、どういったワードをフィルタしているかは秘密ですが、実際、私の手元のPCでは日本語のスパムはほぼ全て自動的にゴミ箱送りに出来ています。

が、アラビア語は無理です。

さすがに、この手のスパムでメールボックスが埋め尽くされることはないと思いますが、もしそうなったらお手上げですね。

バイクに乗るときの格好

バイクに乗るときは目立つ服装が良いということで、ワークマンで買ったオレンジのブルゾンを着ています。さらに、この下にミドルインナーとしてフリースを着ています。かなり暖かいです。ワークマンの防寒着はコストパフォーマンスが良いとは聞いていたけど、本当でした。この他にもウン万円もするベイツ(音量注意)の革のジャケットも買ったのですが、あまり出番がありません。

強いて言えば袖口の防風が完璧ではなく、スピードを出すと風が吹き込むのが難点というくらいです。これは手袋を袖口を覆うように着用することで対応できます。

ただ、試していませんが高速では服全体がバタついてダメだろうと思います。もとより、時速100km(秒速28m)では、気温5℃の場合、

5 – 4 * sqrt( 28 ) = -16.166

体感温度は零下16℃にもなります。生半可な装備では命に関わります。本気で防寒するなら、同じくワークマンで売っている「キルトつなぎ」を下に着ると良いという噂ですが、外見がミシュランマンになってしまうことは必定です(笑)

それから、買って二、三日は安い服特有の有機溶剤の匂いがしていました。化学物質過敏症の方はキツいかも知れません。

あと、ある意味困るのが目立ちすぎることですね。

知り合いから「昨日、国道何号ですれちがったね、どこ行ってたの?」などとよく言われるようになりました。私はシルバーのニッサン・ティーダという、これ以上ないと思われるほど目立たない車に乗っていて、すれちがっても誰も気がつかなかったはずですが、バイクはそうはいきませんね。どこで見られているか分からないので、マナー良い運転を心がけようと思います。

主人、旦那、亭主、ハズバンド

ANN のニュースを見ていると「韓日キムジャンお祭り」が東京港区の韓国大使館で開かれたそうです。キムジャンとはこの時期にキムチを漬ける風習のことだそうです。日本で開かれている以上、韓日となっているのは奇妙ですが、これは今回は言いますまい。

一番気になったのは、安倍総理大臣の夫人・昭恵さんへのインタビューです。

「(今日は三つも作れて)主人に食べさせたいと思います」
との発言の字幕が、
に食べさせたいと思います」
に変えられていました。

kimuchi

この手の言い換えは余計なお世話であるだけでなく、「主人」なる語が不適切だというメッセージでもあります。おそらく、夫婦の間に主従があることになる、という理屈からでしょう。

確かに、究極的には男尊女卑の思想が反映されていると言えなくもありませんが、現在のところ、夫を主人と呼ぶのは特に良家の奥さん方の間では普通のことです。

ああ、「良家」も平等に反する不適切用語かも知れませんね。「奥さん」も女を家の奥に閉じ込めておく思想だとかなんとか。

女性が他人に自分の夫を指して言う語としては、「夫」の他に、「旦那」、「亭主」などがありますが、「旦那」は使用人等が主人を敬って言う語でもあり、「主人」と同様の問題を抱えています。「亭主」はちょっと蔑んだニュアンスがあるので使いにくいし。

ちなみに、英語の “husband” も、古ノルド語の “husbondi” から来ており、hus は家、bondi は主という意味です。

本当にその言葉が不適切ならば、即ち、不適切であるとの意見が多数を占めれば、自然と使われなくなるはずだし、使えば非難されるのも仕方がないでしょう。

ですが、「主人」は未だそうなっておらず、命脈を保っています。テレビ屋が勝手に言い換えるのは「静かな言葉狩り」に他なりません。

広寿山福聚寺

長年訪れたいと思っていた福聚寺にようやく行けました。近所なのになかなか行く機会がありませんでした。

福聚寺山門

この寺は、小倉藩の歴代藩主の菩提寺で、初代藩主・小笠原忠真が中国から即非如一(そくひ にょいつ)という高僧を招いて創建したものです。

本堂

本堂の脇に赤い木魚(?)がつり下げられていました。

016

この面構え。

紅葉1紅葉2

紅葉が綺麗でした。

CB400SF

バイクを買いました。CB400SFです。

CB400SF

大型取り立てでいきなり CB1100 を買うかギリギリまで悩んだのですが、こちらにしました。結果、正解だったと思います。教習所の中とはいえ、750cc にしばらく乗っていたので 400cc としては重いスーパーフォアが軽く感じます。

新車なので オドメーター が 1 です。

走行距離1km

この後、二日で 70km ほど走ってみましたが、思ったより馬力がないように感じました。これも大型に乗った後遺症かもしれません。街乗りでは十分なパワーではありますが。

それから、たまにギアが入りにくいことがあります。踏んだ感触で何となく分かりますが、気がつかずに高いギアで発進→エンスト、などとやらかすと嫌ですね。しばらくギアチェンジは丁寧にやりたいと思います。

あと、やっぱり寒いです。しかし、考えようによってはこの時期に買って良かったかもしれません。と言うのも、寒くなってバイクに乗らなくなり、そのままフェードアウトしてしまう人が多いからです。もちろん私はこの冬、乗りまくる所存です(笑)

せっかく買ったので乗りたい、という気持ちから防寒にも熱が入るというわけです。

その防寒ですが、今のところヒートテック(長袖)の上下+防風ジーンズ+フリースのジャンパー+裏地付きのコートでなんとかなっています。それと Goldwin の冬用のグローブですね。

深夜の高速を長時間走る、などでない限り、南国九州ではそこまで重装備でなくても大丈夫そうです。

大型自動二輪

無事、大型自動二輪の検定に合格しました。11月6日が初日だったので、18日間でした。

教習を終えての雑感ですが、まず改めて思ったのはニーグリップと目線が重要ということです。ニーグリップとは膝でタンクを挟むこと、目線は文字通り進む方向を見ることです。この二つに気をつけていれば一本橋から落ちることもないし、なぜかスラロームのタイムも縮むんです。指導員が口を酸っぱくして言うのは伊達じゃないんですね。

後はプロテクターのバンドがのびのびになってたとか、若干臭うとか、ネガティブな感想もあるにはあります(笑)

一番辛くて、でも嬉しかったのは、中型の若い人から「一本橋が苦手なんです、どうすれば落ちないようになりますか」だとか「どうやったらスラロームが速くなりますか」などと聞かれたことです。ソンケーのまなざしで(笑)

こっちもかなりのヘタクソなわけで、人様に教えるなど僭越至極なのですが、図々しくも「練習のときはパイロンに接触してもいいや、くらいの気持ちで攻めたほうがいいよ」などとアドバイスしてしまいました。それだけ言っておいてこっちが検定に落ちたりしたらものすごく格好悪いので、ある意味良いプレッシャーになりました。

これでどんなバイクでも乗れるようになりました。が、まずは CB400 を買ってしばらく修行するつもりです。そして、いずれ CB1100 に乗り換えたいと思っています。

「いつでも、どこでも、写真シェア」の落とし穴

東芝の FlashAir という製品が気になっています。

FlashAir

無線LAN付きフラッシュメモリというもので、デジタルカメラに入れて使うとスマホやタブレットから写真が見えるのだそうです。

元から無線LAN付きのデジカメもありますが、FlashAir を使えばどのカメラでも写真を共有できるようになります。とは言え、スマホのカメラを使った方が手軽さは確実に上なわけで、低価格のデジカメが駆逐されつつある状況を変えるほどの力は無いかも知れません。

それでも、高級デジカメは残っていくでしょうし、それらで撮った写真を簡単にオンラインストレージにアップロードしたり、SNS に投稿したりといった用途には、FlashAir は便利です。

落とし穴

ただ、ここまで便利になってしまうと一つ心配なのが、写ってはいけないものが写っている場合があることです。拳銃のように法に触れるものが写っていたのなら自業自得ですが、困るのはプライバシー関係ですね。氏名や顔は日本では多くの人が非公開にしているし、住所や電話番号やクレジットカードの番号を公開したい人はいないでしょう。

いや本当に、うっかり写ってる、ということがあるんです。

最近のデジカメは極めて解像度が高いので、拡大するとびっくりするほど細かいところまで写ってしまっています。ありがちなのが、車のボンネットなどツルツルした面に写りこんでいる場合です。それどころか、写っていなくても特定されてしまう情報もあります。最近のスマホやデジカメはGPS機能が付いているものが多く、設定によっては撮影場所の緯度・経度が写真に埋め込まれます。つまり、自宅やら愛人宅(笑)やらがバレてしまうのです。

著作権や肖像権にも注意

白状すると私もやらかしそうになったことがあります。9月に沖縄に行ったとき、うっかりと首里城の内部の写真を撮ってしまっていたのです。撮影禁止の表示を見落としていました。みんな当然のように撮っていたし、係員が制止する様子もなかった、ということもあります。

法的に言えば、建造物の外観を撮影することは著作権の侵害にはならないのですが、敷地内の撮影は管理者の指示に従う必要があります。

まあ、旅行の記念として個人で楽しむ場合は良いのだろうと思います。しかし、SNS やブログに投稿するとなるとグレーですね。危うく、「撮影禁止を無視する極悪非道なヤツ」として炎上するところでした。

さらに言えば、たまたま写りこんでいる通行人の肖像権を侵害している可能性もあります。ちなみに、これについての私の考えは、特に必要が無い限りモザイクは入れない、です。いかがわしい場所に出入りしているとか、やってはいけないことをしているというわけでもないのに、全部が全部、顔をモザイクにするのはやり過ぎです。

ですが、考え方は人それぞれですので、私が必要ないと思っても、写っている本人からモザイクにしてくれと言われることがあるかも知れません。その時にはもちろん速やかに対応するつもりです。

ちょっと話が逸れました。

スマホに押されてカメラ専用機が売れないと言われますが、インターネットのブロードバンド化によってアウトプットの場を得た「写真」という趣味は、むしろ昔より広がりを見せています。美しい写真、面白い写真を撮れる人はヒーローです。

そういう意味で、冒頭にも述べたようにハイエンドのデジカメは伸びる余地があるし、FlashAir も売れるでしょう。

ただ、面白い写真を撮ろうとするあまり、一線を越えてしまって炎上することのないように気をつけないといけませんね。

NC750L

大型自動二輪の教習で NC750L に乗っています。中型とさして変わらないほど軽く、パワーの出方もマイルドです。

ただ、大型には波状路という課題があってガタガタ道を立ち乗りで通過しなければならず、NC はタンク(メットイン)の形状からしてこの立ち乗りにはあまり向かない、と指導員が言っていました。私は他のバイクで立ち乗りしたことがないのでよく分かりませんが。

そもそも大型自動二輪の教習車と言えばホンダの CB750 と相場が決まっていたのですが、この車種が販売終了となり、重い CB1300 を使うところと、軽い NC を使うところに二分されているようです。

想像ですが、CB1300 は取り回しはキツいものの、走り出せば案外扱いやすいのだと思います。NC は軽いのは良いのですが、以前にも書いたように少しエンストしやすい気がします。それと立ち乗りのしにくさですね。

とは言え、実際路上で立ち乗りなどそうそうしないでしょうし、エンストも慣れてしまえば起きません。2気筒特有の振動は心地よく、直線は安定しているし、小回りも利きます。

値段も手頃で、新車(NC700X)でも60万円台です。唯一、デザインが未来的すぎるのだけが個人的には難点です。

NC700X
(c) Thesupermat

「最初に乗る大型バイク」としては、かなり現実的な選択と言えるのかも知れません。

大型自動二輪の教習

大型自動二輪の免許を取ろうと、先日、自動車学校に入校しました。この歳で。

で、今日、初めて教習を受けました。

教習車はホンダの NC750 です。市販のものは 700cc のところを教習用に 750cc にボアアップしてあります。そのため大型としては軽い方だそうですが、やはり重いですね。

中型(普通自動二輪)と比べると力が強く、あっという間に加速します。公道では快適でしょうが、教習所の中では完全にパワーを持てあまします。

それから、2気筒なのでスピード不足でギアを上げるとノックしやすいのも中型の教習でよく使われる4気筒のスーパーフォアとは違います。アクセルを絞ったままではエンストするし、開けすぎると吹け上がるしで加減が難しいです。まあ、慣れでしょうけど。

今日は初日だったのですが、主に一本橋とスラロームをやりました。そう、大型は一通り乗れることが前提なんです。

私はなぜか一本橋が得意で中型の一段階の終わりから殆ど落ちたことがありません。その秘訣はタイムを気にせずさっさと渡ること(!)です。しかし、大型は10秒(1秒足りないごとに5点減点)かけないといけないので、タイム無視の戦略は通用しないかも知れません。観念して練習しようと思います。

スラローム(大型は7秒以内)もちょっと遅いですが、卒業までに少しは上達するでしょうからあまり悲観はしていません。

ちなみに、普通自動二輪の免許を所持している場合の大型自動二輪の教習料金は10万円強です。私が行っているところは、卒業生割引もあって9万円台でした(中型もここで取ったので)。しかも、補習を受けようが検定に落ちようが料金は固定(最初に払った分だけ)という素晴らしい学校です。

10万円たらずで大型バイクに乗れるんだから、遊びとしては最高です。