Mac mini がただの箱になるところだった

Yosemite にしてからマウスが効かない現象に悩んでいました。ターミナルで demsg したところ、”The IOUSBFamily is having trouble…”というメッセージがたくさん出たので、何かがトラブってることは確実です。

いろいろ調べてみると IOUSBFamily.kext というファイルを差し替えると良いという話なので、荒療治ですがやってみました。

ところが結果は大失敗で、使えていたマウスも使えなくなり、さらにキーボードも使えないという状況になってしまいました。恐らく、差し替えた IOUSBFamily.kext のアクセス権の設定をしないまま再起動してしまったのが良くなかったのだと思います。

ノート PC なら USB が使えなくても最低限キーボードとトラックパッドは使えますが、Mac mini ではそうもいきません。一切の入力が不可能になってしまいました。Bluetooth のマウスやキーボードなら使えるはずですが、生憎 Bluetooth をオフにしていたのでペアリングできないというデッドロック状態です。

マウスカーソルは画面に張り付いたままです……。

しばらく試行錯誤していると一筋の光明が見えてきました。電源投入時の一瞬だけは USB キーボードが認識されているようなのです。

電源投入直後にキーボードが使えなければセーフモードなどにも行けなくなるので、ファームウェアが USB をサポートしているのでしょう。

すかさず、Command + R を押してユーティリティーを起動しました。

助かりました……。

ユーティリティーの中ではマウスもキーボードも使えます。それどころか Wifi にも繋がります。「再インストール」を選ぶとインターネットからファイルをダウンロードし始めました。上書きではなくクリーンインストールとなるのも今回のようなケースでは好都合です。

ただ、再インストール後は有線のUSBマウスやキーボード、及び Bluetooth のマウスキーボードは問題なく使えるようになりましたが、相変わらず無線の USB マウスは使えません。

ともあれ、最悪の状態からは脱しました。危なく Mac mini がただの箱と化すところでした。

レンズ交換式カメラはまだ売れる

今年の3月にカメラを買いました。いわゆる増税前の駆け込み消費というやつです(笑)

EOS70D

半年あまり使ってみて思ったのは、やはり値段だけのことはあるということです。

桜

これは買って最初の1枚。後ろで木漏れ日が玉ボケになっているのは一眼レフならではの効果です。

チューリップ

これもごく普通の花壇なのですが、ボケのおかげで背景が整理されてチューリップが際立っています。

緑

これも。

猫城址・臥牛

これは猫城趾と呼ばれる小山の麓にある臥牛の像です。ざらざらとした質感が良く出ていると思いますがいかがでしょう。

スマホによってコンパクトデジタルカメラが駆逐されつつありますが、レンズ交換式はまだまだ需要がありそうです。少なくとも私は買って満足しています。

有り難くない知らせ

思いがけぬものに当選してしまいました。

先日我が家に1枚の葉書が舞い込み、取り上げてみると差出人は「アリス・グループ・ジャパン株式会社」となっています。心当たりがないので捨てようとしましたが、ふと裏をみると「ACアダプターの一部が加熱変形するおそれ云々」とあります。

アリス・グループがモトローラ・モビリティ・ホーム事業部を買収したのだそうで、モトローラブランドのACアダプタの無償交換を行っているとのこと。

ACアダプタ無償交換

あー、これはちゃんと確認しておいた方がよさそうだと、問題のACアダプタを見てみると、番号は 1029 となっています。ビンゴです……。

葉書に書かれているフリーダイヤルに電話すると、「新しいACアダプタを送るので、問題のACアダプタは宅急便で送り返して下さい」と言われました。無論、費用は向こう持ちですが。

古いやつは当方で廃棄、という流れかと思っていたので、送り返せとの指示には少々面食らいました。恐らく、危険なACアダプタを可能な限り回収したいということなのでしょう。

面倒ですが仕方ありませんね。

寒天ゼリー

イオンで寒天ゼリーを見かけました。よくある10個ぐらい小分けにしてあるやつです。

カロリー 3kcal と書いてあるので、「ほう、一つ3kcal か」と思ったら、よく見ると 100g で 3kcal です。内容量は 200g なので、一袋全部食べても 6kcal.  殆ど無視して良い量と言えます。

一方、同じ棚のすぐ近くにある「こんにゃくゼリー」は、表示によれば一つで 25kcal.  12個入りなので全部食べる(そんな人いないでしょうが)と 300kcal となり、カップヌードルに匹敵します。

なぜこんなにも違うのか。表示をよく見ると、前者は人工甘味料を使っているのに比べ、後者は「ぶどう糖果糖液糖」を使っているからのようです。

人工甘味料の健康への悪影響もいろいろ取りざたされていますが、とりあえずダイエットには役に立ちそうです。一袋食べても 6kcal ですからね。

でも、一番良いのは自分で作ることかも知れません。

無糖のコーヒーゼリーなら若干のインスタントコーヒーと粉寒天でできるはず。今度やってみようかな。

オートチャージ

クレジットカード、キャッシュカード、電子マネーの三つが一体になったカードを持っています。福岡銀行のアレコレカードというもので、電子マネーはJR九州のSUGOCAです。

SUGOCAは残高1,000円を切ると3,000円がオートチャージされるのですが、その素早いことに毎回驚かされます。チャージされない場合と比べても殆ど差がありません。

考えてみると、ラッシュ時の大規模駅などでは一人でも多くの乗客を捌きたいわけで、コンマ数秒のレベルでチューニングされているんでしょう。

電子マネーはサインも暗証番号の入力も必要ない点、クレジットカードよりさらに便利です。便利ではありますが、お金を使っている実感がないために使いすぎには注意しないといけません。

特に、お金を稼ぐ大変さの分かっていない子供に持たせると危険です。いや、大人でもかな(笑)

水着を買った

新しい水着を買いました。ピッタピタのやつです。

若い女性のならともかく、おっさんの水着がピッタピタだとかどうでも良いでしょうが、まあ、読んで下さい。

大抵みんな最初はそうするように、私も以前はゴワゴワした生地のトランクス型の水着を着ていました。が、これだと水の抵抗が大きく、泳ぐのには不向きです。

そこで、もっと薄い生地でぴったりフィットしたやつに換えたのですが、やっぱりちょっと気恥ずかしいんですよね。なんか、腹の肉も余ってるし。

ですが、おっさんの水着姿がどうであろうと誰も気に留めまいと思い直し、ぴったり水着でデビューしたわけです。実際、泳ぎやすさはトランクス型に遙かに勝ります。

それから、月日は流れ、その水着も若干くたびれてはきましたが、まだまだ着るつもりでした。ところが先日ふと光にすかしてみると、なんと!

ただでさえ薄い生地の、尻のあたりがさらに薄くなっているのです。

蛍光灯が透けて見えるほどです。おっさんの水着の尻のあたりが薄かろうと誰も気にしない……ってくどいですね(笑) まあ、薄いのは気がつかれていないと思うのですが、もし破れてしまったら、さすがに気にされるはずです。というか、話題の的になってしまいます。

早く気付いて良かった……。

ついでにゴーグルやキャップも買ったので結構な散財でした。

図書館のカードを作った

近所の市立図書館でカードを作りました。

行きやすい場所にあり、車を駐めることも出来るので、今後行く回数が増えそうです。受付のお姉さんもステキですし(笑)

考えてみると、あと40年生きるとしても 365 * 40 = 14,600 日。毎日欠かさず1冊の本を読んでも、小規模な図書館の蔵書を制覇することもできません。人の一生は案外短いものですね。

なので、読みたい本があれば片っ端から読んでおくべきです。

まずは、松本清張の短編集を借りてきました。歳のせいか、最近、司馬遼太郎や松本清張が読みたくて仕方ないんですよね。手持ちのを読み返したり、書店で求めたりしていましたが、図書館で借りるのがベストだと気がつきました。

せっかく高い税金を納めているのだから、市の施設はしっかりと活用させてもらおうと思います。

食事は人生の一大事

最近、「フレッシュボトル」に詰められた醤油を使っています。ヒガシマルの「うすくちしょうゆ」です。

ス、ステマじゃありませんよ!

醤油といえば、昔は一升瓶で買って台所の下に保存しておき、たまに食卓用の醤油差しに補充していたものです。しかし、この方法では風味が損なわれると言われています。

そこで、フレッシュボトルです。このボトル、二重構造で、内側は風船のように使えば使っただけ縮むようになっています。それによって醤油が空気に触れて酸化するのを防ぐのです。さらに我が家では冷蔵庫に入れています。

風味は確かに強く、醤油というより出汁のような感覚です。最初は不自然に感じたほどですが、これが本来の醤油の風味であり、今まで慣れ親しんでいた味は酸化してしまった醤油のそれなのでしょう。

何度も書いたように、食事は人生の一大事です。ちょっとでも美味しく食べる方法があるなら試さない手はありません。

怒らない修行

駐車場の解約がらみでもう少し。

このことで私が当初かなり憤慨したことは事実ですが、ある意味良い修行になったと思っています。

前回も書いたように実害はないのですから、あとは気の持ちようだけです。「俺を滞納者扱いしやがった、ブジョクだ! 許せん!」と思うか、「まあ、間違いは誰でもあるよね」と思うかの違いです。

後者の方がお互いにとって良かろうと思うわけです。「直接謝りに来るまで許さない」などと意地を張っても仕方ありません。仮に謝りに来れば、こちらは溜飲が下がりますが、私ごとき青二才に頭を下げさせられた相手は面白かろうはずもありませんし、謝りに来なければ、わだかまりを持ち続けることになります。

誰だってミスはあります。私も今後の人生で何らかの料金を滞納することが絶対にない、とは言い切れません。自分がミスったときは「てへ」ですませて、人がミスったときは「土下座しろ、コラァ」ではダブルスタンダードというものです。

今回相手と直接会うことはありませんでしたが、間に入った不動産屋は平身低頭していたので、彼らの顔を立ててこの一件は水に流します。

駐車場は解約したはずなのに……

青天の霹靂のようなことが起きました。

不動産屋から電話があり、「ご契約なさっておられる〇〇1丁目の駐車場ですが……」と言うのです。確かに以前借りていた駐車場ですが、一年近く前に解約しています。

間髪入れずに「解約しましたけど?」と言うと、しばし絶句した後、「確認します」とのこと。

10分ほど、「確認」とやらが完了するのを待っていましたが向こうから電話が掛かってこないので、こちらから掛けると「解約済みの確認できました」だそうです。いちいち神経を逆なでする対応です。

「ちょっと待って。確認とれたのは良いけど、電話してきたのは何のためだったの? 契約が続いていると勘違いして、入金を催促しようとしたの?」と矢継ぎ早に問いかけると、相手もこれはまずいことになったと思ったのでしょう、しどろもどろになって、上司にかわりました。

上司曰く、解約する旨は確かに去年連絡を受けた段階で先方(地主)に伝えたのだけど、どういうわけか今になって「入金が止まっとる」と言って来たので、確認せぬままお宅に電話してしまった、のだそうです。

危うく「滞納者」の濡れ衣を着せられそうになった私としては、「では、その貸し主の方に謝ってもらわなければいけませんね」と喉まで出かかりましたが、すんでのところで引っ込めました。

不動産屋で一年前にこちらから解約を申し入れていることは記録してあるのだし、実害はないからです。もし、不動産屋も一緒になって「いや、解約は成立してないので一年分の駐車場代を払って下さい」などと言って来たら、それはとことん戦いますよ。でも、今回はそういうケースではないのだから、敢えて事を荒立てる必要はありません。

ミスが起きた背景には、貸し主と不動産屋とで管理が一元化されていないという問題があります。それと電算化されてないことですね。これも、「電算化してはどうですか」と喉まで出かかりましたが、差し出がましいのでやめておきました。

不動産屋はこうも言っていました。「この地主さんも几帳面な人なんだけど、なにしろ駐車場1000台分貸しておられますからね、うっかりされたのでしょう」。

私が借りていた場所は殆ど全部埋まっていました。仮に料金が1万円、1000台分のうち8割が埋まっているとすると月収は800万円近いということになります。

ちょっと度肝を抜かれました。

もちろん、税金や不動産屋の仲介手数料などがあるので丸々手元に残るわけではないでしょうが、莫大な収入であることは確かです。やっぱり土地ですね。