WindowsXPのZIPの奇妙な仕様

WindowsXPがデフォルトでZIPをサポートするようになってから久しいですが、当初はフリーソフトなどをダウンロードしたユーザーがZIPの中のexeをそのままダブルクリックして、「何も起きない」という苦情がかなりあったそうです。

その話を聞いて「アホやなぁ」と笑っていたのですが、最近それを笑えない事態に陥ってしまいました。
インストールしたてのまっさらのWindowsXPで作ったZIPファイルは、文字通り「圧縮フォルダ」という位置づけで、フォルダと似た動作をするようになっています。ですから、ZIPを開いて中にあるファイルをデスクトップなどに移動(コピーではなく)すると、ZIPは空になってしまうのですね。

何を今更、と思われることでしょうが、サードパーティー製のアーカイバーがインストールしてある環境に慣れていたので、この空ZIP現象に最近遭遇して大変驚きました。正直言ってこれはあまり良い仕様ではありませんね。
もちろん、元のファイルを残しておきたいなら常に(移動ではなく)コピー、という運用をすれば良いのですが、「ZIPファイルを消さない限り中にあるファイルも消えない」と頭から思い込んでいるので、ついうっかりということもあります。というか現にありました(泣)

とにかく、素のWindowsXPでZIPファイルの中身を扱う時は注意、です。一つ利口になりました。って元がアホなだけですね(笑)

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