DPP4を使ってみた

キヤノンの現像ソフト Digital Photo Professional を使っています。去年のいつ頃だったか DPP4 が出て、早速使ってみようとしたのですが、その時は 6D など一部機種のみ対応で私の 70D では使えませんでした。

最近 70D も対応機種に入ったとのことで、改めて使ってみました。

写真は昨年の暮れ頃に撮った椿の花びらです。

花びら

まずはDPP3で現像したものの拡大です。

DPP3

次にDPP4。

DPP4

当然目立った差異はありませんが、わずかにDPP4の方が画像の品位が高いようです。

UI も一新されており、どうも慣れません。が、操作体系がいくぶん論理的に整理されているようですので、そのうちDPP4の方が使いやすく感じるようになるかもしれません。

火の山と大和の砲弾

下関は好きな町です。何となく町のたたずまいに品があります。ここに限らず、山口県は萩といい長府といい、古く立派な町並みは明治維新の興った地であることを思わせます。

去年、みもすそ川公園あたりから「火の山ロープウェイ」を見上げる写真を載せて、「いつか登ってみたい」と書きましたが、先日ようやく登りました。ただし、ロープウェイではなく車でですが。

火の山

上からは海峡が一望できます。あいにく、ちょっと靄がかかっていますね。

火の山

この近辺で一番の高台だけに、このようなアンテナ塔が幾つか建っています。

火の山

戦前の砲台の跡。全国の要地に配備された「海岸砲」と呼ばれるもので、日露戦争のとき、同型の砲を台座から外して旅順要塞攻撃に使ったことでも有名です。

火の山

戦艦大和の砲弾も置かれています。

大和の砲弾

上述の砲台は28センチ榴弾砲のためのもので、大和の46センチ砲とは全然違います。大和の砲弾がどういう経緯でここにあるのかというと、戦後瀬戸内海から引き上げられた砲弾が昭和33年の下関博覧会に出展され、その後下関市に寄贈されたのだそうです。

つまり、この砲弾は火薬こそ抜かれていますが本物です。

綾羅木郷遺跡、青海島

正月休みに綾羅木郷遺跡、それから少し足を伸ばして青海島まで行ってきました。

綾羅木郷遺跡は弥生時代から古墳時代にかけての集落及び埋葬趾で、現地は遺跡公園として整備されており、レプリカ等が置かれています。

綾羅木郷遺跡綾羅木郷遺跡綾羅木郷遺跡

青海島は山口県の日本海側、長門市というところにあり、橋で渡れます。長門市は金子みすゞの出身地としても有名です。

金子みすゞ公園

ここは「金子みすゞ公園」です。山の上に登っていきます。トレーニングウエアを着た男性が、だだだっともの凄いスピードで登ったり下りたりしていて、私が登る間に三回すれ違ったのには驚きました。恐らくクロスカントリーランニングの練習でしょう。

金子みすゞ公園

所々に、このような歌碑があります。

巡視船

公園最上部からの展望は鄙びた漁港に過ぎませんが、海上保安庁の巡視船が美しい船体を見せていました。

EOS_1149

青海島の「波の橋立」です。細長い砂洲で海が隔てられ湖となっています。

青海湖

湖にはなぜか鵜がたくさんいました。

一年間、毎日更新をしてみて

この一年間、毎日更新を続けてきました。厳密には去年の暮れからで、今年に入ってから二日ほど休んだ日がありましたが、それ以外は毎日です。

世の中には何年も何十年も毎日書いておられる方もいらっしゃるので、一年くらいは大したことないのかもしれません。しかし、私にとっては大変でした。やはり、日によっては気が乗らないこともあるし、時間がなかったり体調が悪かったりもします。もちろん、予約投稿も駆使しましたが、ストックが減ると気が重かったです。

一番問題なのは、「毎日更新だから」という心理的なエクスキューズによって、つい一つ一つの記事が薄味になってしまうことです。私の場合、俳句でお茶を濁す日々が続きました(笑)

ですが、薄味ながらも毎日書くことによって少しは慣れてきます。文章力が向上したというのはおこがましいですが、書くことに対する閾値は確実に下がりました。

それに、先日の「なぜ選挙?」という人々への批判などのように、世に訴えたいことも全てではありませんが一部は開陳できました。

少なからず収穫はあったように思います。

来年は随時更新に戻します。今後ともよろしくお願い致します。

今年最後のゴミ出し

うちの近所では火曜と金曜が燃えるゴミの収集日です。今日は今年最後の燃えるゴミの日なので、今朝は並々ならぬ緊張感を以てゴミ出ししました(笑)

来年まで持ち越してしまうのは嫌ですからね。

ゴミ収集に関していつも思うことがあります。引っ越すと、転入届を出すタイミングでその自治体の地区ごとのゴミの収集日を教えてくれます。が、ゴミを出す場所はまず教えてくれません。

まあ、教わらなくてもだいたい分かると言えば分かるのですが、なぜなんでしょうね。私が住んでいるところは曜日だけでなく資源ゴミの種類によって場所も違うのに、Webサイトにも市役所でもらった小冊子にも「ここに捨てて下さい」とは書いてありません。

恐らく、マンションなどゴミ置き場が明らかな場合は別として、一戸建ての多い地区ではゴミ置き場は住民の話し合いで決まるので役所は口を出せないんでしょうね。それにWebなどに載せるとよその地区から捨てに来る輩もいるでしょうし。

どうも、ゴミ出しルールは不分明なところがあります。

[Becky!] 無言メール対策

私は仕事でもプライベートでもメールに頼り切っているので、スパムの排除には熱心です。メールソフトには”Becky!”を使っています。

逆引きできないアドレスからのメールは弾くのをはじめとして、夥しいブラックリストと若干のホワイトリスト、それに正規表現によるNGワードを設定しています。一方で、ある単語が含まれていたらあらゆるフィルタをスルーさせる設定も行っています。大事なメールが誤ってフィルタされないための工夫です。

ただ、あまり手の内を明かしたくはありません。スパマーに余計な知恵を与えるのは癪ですからね。なので今日は、これだったら公開しても良かろうという設定を書いてみます。

Becky! でタイトルも本文も空白のメールを排除する方法

タイトル(Subject)も本文(body)も空白のメールが届くことがあります。私は複数のメールアドレスを使っていて、しかも一部はWeb上で公開しているので一日に何通もこの「無言メール」を受け取っていました。宛名だけ入力した段階で誤送信したか、一斉送信プログラムのバグかでしょう。

これらを排除するには、「ツール」→「フィルタリングマネージャ」→「新規ルール」をクリックし、条件をSubject (件名)に .+ がない時、と設定します。

becky!

当然、正規表現にチェックです。

一つのルールには複数の条件が作れます。さらに、独立併存した条件だけでなく、依存関係にある条件を作ることも可能なので、今作った Subject(件名)の条件を選択した状態で「追加」ボタンを押し、[body] (本文(POP3のみ))に .+ がない時という条件を追加します。

これで完了です。

なお、フィルタリングマネージャの「ルール」では、任意のフォルダに振り分けることができます。「迷惑メール」のようなフォルダを作ってそこに振り分けるようにするか、端的にゴミ箱に直行させるのも良いでしょう。

ちなみに私はさらに過激に server kill しています。他の「ルール」では、大事なメールが誤削除されては困るので一応ゴミ箱に入れておいて空にする前に目視で確認しますが、「無言メール」だけはそんなことをする義理も必要性もないでしょうから。

さかなへん

歳時記を見ていると、冬の季語として、

と魚偏の字ばかり並んでいたので思わず笑ってしまいました。鮪(まぐろ)、鱈(たら)、鰤(ぶり)は読めますが、鰰が読めません。皆さんは読めますか?

この字はハタハタと読むのだそうです。北日本ではなじみ深いのかもしれません。

魚偏ではありませんがこの時期西日本では河豚鍋(てっちり)が盛んです。東日本では鮟鱇鍋ですね。

ああ、河豚でも鮟鱇でも良いので鍋で一杯飲みたいです(笑)

STEAMからゲームを起動しようとするとAVGが反応

年甲斐もなく「ストロングホールド・クルセイダー2」というゲームで遊ぼうとしています。このゲーム、ダウンロード版を購入すると「製品コード」を教えてくれて、STEAMというゲームの著作権管理を行うプラットフォームを通じてダウンロードできます。

ですが、ゲームを起動しようとすると

avg stronghold crusader 2

AVG が反応してしまいました。

恐らく、STEAMを通じて登録したユーザーだけがゲームを起動できる仕組みが、ウイルスの活動と誤認されたのだと思います。

そこで、「追加のオプション」から、このプログラムを認証すると通常通りゲームが起動しました。

めでたし、めでたし、と言いたいところですが、こういうのって困りますよね。企業の公式サイトからダウンロードしたプログラムであってもウイルスに感染している可能性は皆無ではないわけで、迂闊に認証するべきではありません。

ただ、もしSTEAMのサイトが乗っ取られてウイルスが仕込まれていたりすれば世界中で大騒ぎになるはずで、今のところそうなっていないのはAVGの誤認識であろうと判断しました。

ゲームの方はなかなか面白いです。何度か「ゲームなど時間の無駄」的なことを書いていますが、それも自戒のためで、実は二年に一回くらい発作的に何らかのゲームを始めています。

年末年始はこれに熱中すると思います(笑)

車検証が届いた

先日車検に出した車の車検証と検査標章が送られてきました。昔は新しい検査標章が貼られた状態で引き渡されたものですが、最近は車だけ先に出来上がって後から送ってくるのですね。金額も、今回は近所の工場に持っていったのでわずか7万2千円でした。

メーカー車検では消耗品を交換してくれるので、場合によっては得になります。が、私の車は年に3000kmくらいしか走らないので消耗らしい消耗はしていません。格安車検で十分です。一応、オイルとブレーキフルードは交換してもらいましたし。

ただし、オイルの銘柄などは指定しませんでしたので、一番安いのが入っているはずです(笑)