先輩風を吹かす

今日はどういう経緯でファンドラップを申し込んだかを書きます。

つい先日のことです。最近色々とお世話になっている人から電話があり、「あんたの後輩が来とるけん、ちょっと話を聞いてみんね」とのことでした。

要はその人のところに営業に来た大和証券の社員が九大法学部出身と聞いて、私の後輩だと思って連絡してくれたようです。

行ってみると営業マンは随分若い人でした。後輩には違いありませんが、私とは十数年の差があるわけで、もちろん面識はありませんでした。

ただ、ちょうど投信に興味もあったことですし、話を聞いてみるとなかなかの好青年で、同じ会社法ゼミだったこともあり、懐かしくてつい話し込んでしまいました。しまいには「明日お宅に伺ってよろしいでしょうか」というので「いいよ、おいで」と調子良く答える始末です。

その青年(A君とします)の上司は彼を一人で行かせるのは少し心許ないと思ったのでしょう、「今日は東京から詳しい者(B氏とします)が来ているので」とのことで翌日は二人でやってきました。

B氏はさすがに詳しく、色々と話をしてくれましたが、私には少し難しすぎました。恐らく、ちんぷんかんぷんでは誰も契約してくれないし、簡単すぎては「俺を馬鹿にしているのか」と怒り出すかもしれないので、顧客のレベルを見極めた上で、分かるか分からないかという微妙なレベルに持っていくのが彼らのテクニックなのでしょう。もしかすると、B氏は私の理解力を買いかぶっていたのかもしれません。

その点、A君の話は実に分かりやすく、今回私が契約に至ったのも彼の手柄です。知識の絶対量や話術はB氏の方が上なのですが、人の心を動かすのはそれだけではないということです。

まあ、「先輩」として良い顔をしたかったというのもありますが(笑)

ただし、もちろん良い顔がしたいだけでウン百万円も出したわけではありません。配当には期待しています。

政府が公然と2%のインフレに誘導すると言っているのですから、現金を持ち続けていては損なのは明白です。もともと投信でもやるか、と思っていたところだったので、ある意味渡りに船だったわけです。

当面、株はNISAの枠内で勉強を兼ねてちょっとずつ取引し、資産防衛の本命は今回のファンドラップもしくは投資信託で、そしてハイパーインフレが起きたときの命綱は金地金で、という風に三段構えでやっていこうと思います。

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