読まれる文章を書く三つのポイント

1. 気になるタイトルをつける

本稿のタイトルがまさにそれですね。私自身、「○○の秘訣」や「××されるための7つの条件」、「発展する△△とダメになる△△」といった、気になるタイトルを見かけるとついクリックしてしまうものです。
言葉は悪いですが、リンクベイティングというやつです。ただ、この手法は一歩間違えると読者の反感を買ってしまいがち(本稿もですが……(汗))なので注意が必要です。「○○の秘訣」で釣ろうというのなら、ともかくも本文にその秘訣らしきものを提示するのが最低限の誠意でしょう。

2. 誤字脱字をなくす

単なるタイプミスなどは知性とは(おそらく)無関係なのですが、やはり誤字があると多少バカっぽく見えてしまうのは事実です。とかく人というものは自分に甘く他人に厳しいもので、自分の誤字は気にしない癖に他人の誤字は非常に気にするのです。私などその最たるもので、他所のサイトで誤字を発見するやいなや読むのをやめてしまいます。

3. 疑問を発する

1. に通じるのですが、ごく最近始めた当ブログのなんて読むの?という記事の(更新通知サービスを通じた)アクセスが妙に多いことから気がつきました。このようなタイトルだと、読者の方は「一体、何が読めないんだ?」と引っかかりをもたれるようです。そして、「そんなのも読めないのか」あるいは「あー、それは読めないよね」といった反応をしたくなるのでしょう。
この手法にも十分注意が必要です。疑問文とは婉曲なる命令文に他ならず、「なんて読むの?」と問いかけることは「なんて読むのか教えろ」と言うに等しいからです。一般に、人は他人から命令されることを好まないので、疑問を発しまくると確実に嫌われます。

以上が私の考える三つのポイントです。ただ、きちんとした内容、すなわち読者の求める情報を提供するのが最も肝要であることは言うまでもありません。

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