初日の出、車離れの若者たちへ

明けましておめでとうございます。

初日の出

今朝は、周防灘よりのぼる初日の出を見に行ってきました。

私は長いこと寝正月専門で、わざわざ見に行ったのは何年ぶりか思い出せないほどです。考えてみると今後の人生であと何回初日の出を見ることでしょう。若いうちはいつでも見られると思いがちですが、その年の正月に天候や自分の体調が整うとは限りませんし、人間、来年の今ごろ生きているかどうかも分かりません。

初日の出

ですから、初日の出に限らず、見られるうちにぜひ見ておくべきだし、やりたいことはやっておくべきです。

不覚にもワクワクしてしまった

こういう心境になったのも、去年バイクを新車で買ったからかも知れません。年甲斐もなくワクワクしてしまったのです。このワクワクが、上に書いたように今後の人生であと何回あるかと考えると、十分お金に見合う価値があります。

バイク

それだけではありません。人とのふれあいの媒介にもなるのです。納車の日に道路工事のおじさんから「立派な単車ですなー」と誉められた(笑)のを皮切りに、このバイクのおかげでいろんな人に声をかけて貰いました。

中津城にて

特に印象的だったのはコンビニの駐車場で話しかけてきたおじいさんで、彼は右チェンジのメグロに乗っていたといいます。昔のバイクはシフトペダルが右にあったと聞いてはいましたが、実際乗っていた人に話を聞くのは初めてでした。

功山寺にて

ラーメン屋からは「バイク乗りサービス(?)」でチャーシューを余計に入れてもらえたし、たこ焼き屋には「かっこいいバイクだね、いやー、かっこいい。集合管だね、あれ昔は車検通らなかったんだよね」と、やたらと食いつかれました。

やはり、以前乗っていた人は思わず話しかけてしまうようです。

宗像大社にて

若者こそ車やバイクを買おう

世間では、「若者の車離れ」が進んでいると言われています。確かに、都会では車は必要ないかもしれません。公共交通機関を利用するのがエコだというのも分かります。実際私も何年か車無しで過ごしていましたが、特に不便はありませんでした。

しかし、若い人は騙されたと思って車やバイクを買ってみてください。

億劫? めんどくさい? ならば尚のこと買うべきです。他にやりたいことがあって、免許を取りに行ったり、買うお金を貯めたりできないという人には無理には勧めませんが、「何となく」車を持ってないだけならまずは一台所有してみましょう。少なくとも今よりは行動的になることは請け合います。

たとえ僅かでも、あなたの世界が広がるならば買う価値はあるはずです。

部屋を出て、ここではないどこかへ行きましょう!

Google マップはバイクのナビとして使えるか

結論から言うと、十分実用になります。まずは、ヘルメットに Bluetooth 対応のヘッドフォンというかインカムを仕込んでみました。

Sena smh5

iPhone から Google マップのナビ音声を飛ばすために導入しました。モノは SENA-SMH5 です。マイクは敢えて外してあります。

GT-Air なら無加工で取り付け可能

ヘルメットは SHOEI の GT-Air です。好都合なことに最初からスピーカーを仕込むスペースがあるので、発泡スチロールを削ったりといった加工は必要ありません。Arai の Astro-IQ も持っていますが、同じサイズでも SHOEI の方が被り心地は良いですね。さらにこの GT-Air はスライドを操作することでサンバイザーがシャキーンと下りてきます。気分は完全にガッチャマンです(笑)

ただ、そのギミックのせいかかなり帽体が大きく頭でっかちに見えてしまうという、人によっては受け入れがたい欠点もあります。

なので、人に会うときは Arai、一人で孤独に走るときは SHOEI にしています。ちなみに私の Arai は L サイズなのですが、Astro-IQ は M と L で帽体が共通なので見た目は M と変わりません。人よりちょっぴり頭がデカいことを忘れさせてくれる良いメットです(笑)

性能的にも Astro-IQ は Snell という厳しいテストに合格しており、 GT-Air より上、と言われています。

見た目 安全性 快適性
SHOEI GT-Air
Arai Astro-IQ

 

といった感じでしょうか。

でも、GT-Air にはもう一つ隠れた利点があって、シールドが最初からピンロック(曇り止めのための機構)対応な上にピンロックシートが一枚ついてきます。

Astro-IQ で同じことをするには、対応シールド+シートで 7,000 円以上の出費となります。

Google マップはバイクのナビとして使えるか

音声のみのナビゲーションで目的地にたどり着けるか実験してみました。距離的には自宅から 20km 足らずの、しかし、一度も行ったことがない小さな神社が目的地です。

右左折の地点が近づくと「200メートル先、左折です」などとアナウンスが入り、交差点で「左折です、その先右折です」と教えてくれます。この「その先右折」が重要なポイントで、心構えをするとともに、予め車線を変えておくことが出来ます。

渋滞等の道路状況の考慮も一応なされます。

実は上記の神社に行く途中で、Google マップは、工事中のために通行止めの道を行かせようとしたのですが、これはナビ専用機でもあり得ることなので大きな減点にはなりません。

減点になるとすれば、有料回避の設定をしたにもかかわらず有料道路を通ろうとすることがある、駐車不可能な場所から「徒歩に切り替え」ようとする、などの点ですね。

SAでもなんでもない高速道路のど真ん中から徒歩で10分、などといった経路を示すことがあるのには苦笑させられますが、まだベータ版ですから今後改善されることを期待します。

バイクに乗るときの格好

バイクに乗るときは目立つ服装が良いということで、ワークマンで買ったオレンジのブルゾンを着ています。さらに、この下にミドルインナーとしてフリースを着ています。かなり暖かいです。ワークマンの防寒着はコストパフォーマンスが良いとは聞いていたけど、本当でした。この他にもウン万円もするベイツ(音量注意)の革のジャケットも買ったのですが、あまり出番がありません。

強いて言えば袖口の防風が完璧ではなく、スピードを出すと風が吹き込むのが難点というくらいです。これは手袋を袖口を覆うように着用することで対応できます。

ただ、試していませんが高速では服全体がバタついてダメだろうと思います。もとより、時速100km(秒速28m)では、気温5℃の場合、

5 – 4 * sqrt( 28 ) = -16.166

体感温度は零下16℃にもなります。生半可な装備では命に関わります。本気で防寒するなら、同じくワークマンで売っている「キルトつなぎ」を下に着ると良いという噂ですが、外見がミシュランマンになってしまうことは必定です(笑)

それから、買って二、三日は安い服特有の有機溶剤の匂いがしていました。化学物質過敏症の方はキツいかも知れません。

あと、ある意味困るのが目立ちすぎることですね。

知り合いから「昨日、国道何号ですれちがったね、どこ行ってたの?」などとよく言われるようになりました。私はシルバーのニッサン・ティーダという、これ以上ないと思われるほど目立たない車に乗っていて、すれちがっても誰も気がつかなかったはずですが、バイクはそうはいきませんね。どこで見られているか分からないので、マナー良い運転を心がけようと思います。

CB400SF

バイクを買いました。CB400SFです。

CB400SF

大型取り立てでいきなり CB1100 を買うかギリギリまで悩んだのですが、こちらにしました。結果、正解だったと思います。教習所の中とはいえ、750cc にしばらく乗っていたので 400cc としては重いスーパーフォアが軽く感じます。

新車なので オドメーター が 1 です。

走行距離1km

この後、二日で 70km ほど走ってみましたが、思ったより馬力がないように感じました。これも大型に乗った後遺症かもしれません。街乗りでは十分なパワーではありますが。

それから、たまにギアが入りにくいことがあります。踏んだ感触で何となく分かりますが、気がつかずに高いギアで発進→エンスト、などとやらかすと嫌ですね。しばらくギアチェンジは丁寧にやりたいと思います。

あと、やっぱり寒いです。しかし、考えようによってはこの時期に買って良かったかもしれません。と言うのも、寒くなってバイクに乗らなくなり、そのままフェードアウトしてしまう人が多いからです。もちろん私はこの冬、乗りまくる所存です(笑)

せっかく買ったので乗りたい、という気持ちから防寒にも熱が入るというわけです。

その防寒ですが、今のところヒートテック(長袖)の上下+防風ジーンズ+フリースのジャンパー+裏地付きのコートでなんとかなっています。それと Goldwin の冬用のグローブですね。

深夜の高速を長時間走る、などでない限り、南国九州ではそこまで重装備でなくても大丈夫そうです。

大型自動二輪

無事、大型自動二輪の検定に合格しました。11月6日が初日だったので、18日間でした。

教習を終えての雑感ですが、まず改めて思ったのはニーグリップと目線が重要ということです。ニーグリップとは膝でタンクを挟むこと、目線は文字通り進む方向を見ることです。この二つに気をつけていれば一本橋から落ちることもないし、なぜかスラロームのタイムも縮むんです。指導員が口を酸っぱくして言うのは伊達じゃないんですね。

後はプロテクターのバンドがのびのびになってたとか、若干臭うとか、ネガティブな感想もあるにはあります(笑)

一番辛くて、でも嬉しかったのは、中型の若い人から「一本橋が苦手なんです、どうすれば落ちないようになりますか」だとか「どうやったらスラロームが速くなりますか」などと聞かれたことです。ソンケーのまなざしで(笑)

こっちもかなりのヘタクソなわけで、人様に教えるなど僭越至極なのですが、図々しくも「練習のときはパイロンに接触してもいいや、くらいの気持ちで攻めたほうがいいよ」などとアドバイスしてしまいました。それだけ言っておいてこっちが検定に落ちたりしたらものすごく格好悪いので、ある意味良いプレッシャーになりました。

これでどんなバイクでも乗れるようになりました。が、まずは CB400 を買ってしばらく修行するつもりです。そして、いずれ CB1100 に乗り換えたいと思っています。

大型自動二輪の教習

大型自動二輪の免許を取ろうと、先日、自動車学校に入校しました。この歳で。

で、今日、初めて教習を受けました。

教習車はホンダの NC750 です。市販のものは 700cc のところを教習用に 750cc にボアアップしてあります。そのため大型としては軽い方だそうですが、やはり重いですね。

中型(普通自動二輪)と比べると力が強く、あっという間に加速します。公道では快適でしょうが、教習所の中では完全にパワーを持てあまします。

それから、2気筒なのでスピード不足でギアを上げるとノックしやすいのも中型の教習でよく使われる4気筒のスーパーフォアとは違います。アクセルを絞ったままではエンストするし、開けすぎると吹け上がるしで加減が難しいです。まあ、慣れでしょうけど。

今日は初日だったのですが、主に一本橋とスラロームをやりました。そう、大型は一通り乗れることが前提なんです。

私はなぜか一本橋が得意で中型の一段階の終わりから殆ど落ちたことがありません。その秘訣はタイムを気にせずさっさと渡ること(!)です。しかし、大型は10秒(1秒足りないごとに5点減点)かけないといけないので、タイム無視の戦略は通用しないかも知れません。観念して練習しようと思います。

スラローム(大型は7秒以内)もちょっと遅いですが、卒業までに少しは上達するでしょうからあまり悲観はしていません。

ちなみに、普通自動二輪の免許を所持している場合の大型自動二輪の教習料金は10万円強です。私が行っているところは、卒業生割引もあって9万円台でした(中型もここで取ったので)。しかも、補習を受けようが検定に落ちようが料金は固定(最初に払った分だけ)という素晴らしい学校です。

10万円たらずで大型バイクに乗れるんだから、遊びとしては最高です。

レーシック、一ヶ月後

7月7日に一ヶ月検診を受けてから、すぐに書こうと思っていたのに、ずいぶん時間が経ってしまいました。

一週間検診で僅かに低下した視力は、両目とも 1.5 に戻っていました。このように視力が安定しない理由は以前書いた通りです。

実はもう一つ、手術後、夜間に車のヘッドライトなどを見ると若干グレアを生じることがあるので、医師に聞いてみました。

なぜグレアが起きる?

eyeball_1eyeball_2

上の図の赤いオーバーレイがレーシックによって矯正された部分です。瞳孔が縮んでいるとき(左図)は良いのですが、広がったとき(右図)、端がはみ出てしまうのですね(図の比率はいい加減)。

矯正された像と、はみ出た部分から来るぼやけた像が二重写しになるのがグレアの原因なのだそうです。

ですが、幸いなことに目は非常に適応性の高い器官なので、数ヶ月もすると瞳孔の端からの光を無視するようになり、グレアは消失するとのことです。

ただし、数ヶ月経っても「絶対にグレアが見えるはず!」と思ってじっと見ているとやはり見えてしまったりするそうなので、まぁ、気にしないのが一番ですね。実際、生活上何ら支障ありませんし。

次は三ヶ月検診

私が行ったクリニックでは、手術の翌日、一週間後、一ヶ月後、そして三ヶ月後という間隔で検診を受けることになっています。ただ、ネットで見かけた話では、翌日及び一週間後はともかく、一ヶ月後の検診には来ない人も多いそうです。視力を測って医師と話すだけですしね。

クリニックとしても、「来なくて良いですよ」とは口が裂けても言えないものの、実は問題がなければ来なくても良い、というか来ない方が余計な仕事(術後の検診は無料)が減って助かる、というのが本音かも知れません。

窓口では「次の検診は9月の中旬ですので、そのころになったら予約して下さい」と言われました。「今」でなく「そのころになったら」というのは、もしかして「もう来なくて良いですよ」という謎かけなのでしょうか(笑)

まぁ、行くつもりですけどね。

レーシックその後

その後と言ってもまだ2週間ですが、経過報告です。

視力は常に変動している

一つ分かったのは、人の視力は常に変動しているということです。「レーシックの手術後、視力が安定しない」と訴える人が多いようですが、実は、手術の前後に拘わらず、誰でも夕方より朝の方が視力が高い傾向にあるそうです。

実際、私は視力検査表を壁に貼って3メートル離れて自己診断しているのですが、僅か数分読書しただけで、視力が 2,3 ポイントも落ちてしまいます。

一日目を使うことによって、夕方にはピントを合わせる筋肉がくたびれてしまうのでしょう。

次の日には回復するから大丈夫、と言いたいところですが、一定以上目を酷使すると回復が追いつかず、結果目を悪くしてしまうというのが真相と思われます。

ドライアイ対策

調整力の低下と並んで問題なのがドライアイです。

手術の翌日の検診では両目とも 1.5 だったものが、一週間後の検診では、それぞれ 1.2 くらいに落ちていました。ドライアイの影響です。レーシックを受けた後はドライアイになりやすく、なってしまうとフラップの端がひび割れて(!)、一時的に視力が落ちるようなのです。心配はいらないと言われたものの、つい心配してしまうのが人情です。蒸しタオル(これも良い)を始め、いろいろとドライアイ対策をしてみたのですが、良い方法が見つかりました。

マグカップをふーふーするのです。

大事なことなのでもう一回書きますね。

マグカップをふーふーです。

マグカップではなく、ティーカップでも湯飲みでも良いのですが、熱い飲み物をふーふーすると湯気が顔にかかりますよね。これが覿面に効きます。実際、ふーふー法を実践した後、先述の視力検査表を見ると、明らかに視力が向上しています(本当)。

律儀に本当に熱い飲み物を使っても結構ですが、私はただのお湯をふーふーして、冷めたら捨てています。

片目1.0あれば十分

私は困った性分で、テストと名がつくと無駄に頑張ってしまう習性があります。特に視力検査に関しては、幼い頃からのトラウマもあって、普通では考えられないほど必死になります(笑)

ぼんやりとしか見えていなくても、わっかの開いている向きがなんとなく分かればすかさず答えますし、さらに悪いことに、半ば無意識で最初に両目で見て覚えてしまうのです。

それに、クリニックの方でも本人が見えていると言うものを「いや、見えてないでしょ」と訂正する動機はありません。何しろ、「よく見えるようにする手術」をしたわけですから。

そういうわけで、私の場合、手術後の視力検査の結果は少し差し引いて考えなければいけません。

もっとも、例えば、運転免許の視力検査では、片目がそれぞれ 0.3 以上、両目で 0.7 見えていれば合格です。片目 1.0 以上は確実にあるので、自分としては十分です。

近視の戻り

もう一つ、「近視の戻り」と言われる一旦良くなった視力がまた落ちてしまう現象ですが、これについては楽観しています。というのも、この10年というもの、同じ度のメガネ(フレームは替えた)を使って、矯正視力はまったく落ちていなかったからです。

従って、裸眼視力も低いながら安定していたわけで、これ以上近視が進むことはないでしょう。

 レーシック、受けるべきか、受けざるべきか

Wikipedia によると、レーシック手術によって深刻な後遺症が起きる確率は 1% 未満とのことです。「未満」とはいえ、自分の身に降りかかることを思えば、小さな数字ではありません。

ですから、今、レーシックを検討している方は、どうか自己責任で決めて下さい。

どちらかというと受けたい、という人は、とりあえず検査を受けてみるのが良いかも知れません。私もまずは検査だけと思って予約したのですが、実際クリニックに行ってみると、「角膜の厚さは十分」、「角膜の歪みも少ない」、「度数は中程度で、まったく問題ない」と良いことばかり言われ、わずか2日後には手術をしていました。

向こうはできるだけ手術を受けさせたいのですから、あまり鵜呑みにしてもいけないのでしょう。しかし、医師は医師で、手術に失敗して訴訟でも起こされると非常に困るわけで、もし、検査でなにか支障があった場合は、きっぱりとそう言ってくれるはずです。

それに、医師の指示をきちんと守れば後遺症の起きる確率はさらに下がります。例えば、炎症を防ぐ目薬を1日4回点眼するように言われます(2週間。その後、薬を変えて1ヶ月ほど点し続ける)。中には面倒くさがって1日1回とか2回しか点さない人もいるかもしれない。あるいは、1週間くらいで点すのを止めてしまう人もいるかもしれない。そういう人もいる中での 1% 未満なわけです。

むしろ怖いのは……

上に述べたように、レーシックの安全性は比較的高いと思われます。堀江貴文氏のように、頭が良く、情報に敏く、自己愛の強そう(笑)なタイプの人も受けていることからも分かります。

むしろ、私の年代で注意すべきなのは糖尿病網膜症でしょうね。

レーシックで失明した人は殆どいませんが、糖尿病で失明した人はゴマンといます。

しかも、自覚症状がないので、気づいたときには手遅れになりがちです。

それから、白内障。

40歳を過ぎると、誰でも多かれ少なかれ水晶体が濁ってきます。そして、80代では100%の人が白内障になります。その間、いかにして進行を遅らせるかです。前にも書きましたが、私はPC用のメガネを使っています。このメガネ、可視光線の波長が短い方(ブルーライト)だけでなく、紫外線もカットします。つまり、サングラスとしても使えるわけで、日差しが強い日には外出時も掛けています。

マグカップふーふー法といい、PC用メガネといい、以前よりも目をいたわるようになったのも、レーシックによる心理的効果と言えるかも知れません。

それに、PC用メガネには、思わぬ副次的効果がありました。寝付きが良くなったのです。

恐らく、ブルーライトには睡眠サイクルを狂わせる作用があり、メガネでそれをカットすることによって、安眠できるのだと思います。まぁ、プラシーボ効果かもしれませんが、結果的によく眠れるので、助かっています。

レーシック受けました

今月の7日にレーシックを受けました。右上の近影ではメガネをしていませんが、実はかなりの近視(両目とも 0.06)でした。

手術はものの10分

予約していた時間のちょっと前にクリニックに着きました。「手術同意書」に署名捺印して渡し、若干の説明を受けた後、いよいよ手術です。

なんて言うんでしょうか、いかにも「患者」という感じの前から羽織る緑色の服。あれを着せられ、頭も緑の帽子で覆って、スリッパを履いて、まずは手術室の隣の部屋で目の麻酔を受けます。麻酔と言っても単なる目薬です。「ちょっとしみるかも」と言われましたが、別段何も感じませんでした。

そして、オペです。「点滅する赤い光を見ていて下さい」と言われたので、それはそれは一生懸命見続けました。よそ見をしてレーザーがズレたら困りますからね(笑) もっとも、白目の部分を圧迫して、ある程度動かないようにする上に、万一眼球が規定以上動いたらレーザーは自動的に止まるようになっているそうです。

痛みなどは殆ど無く、手術中、レーザーが見えることもないのですが、気になったのが「音」です。パチッ!パチッ!パチッ!と、「レールガンでも発射するのかな?」という程の凄い音がします。医者も、患者があの音を気にするのは分かっているようで、事前に「はい、今からちょっとレーザーの音がします」と言っていました。

まぁ、しかし、こちらとしては俎の上の鯉です。どうにでもしてくれ、と諦観して、赤く点滅する光を見続けると、噂通り10分足らずで手術は終了しました。

視力検査がトラウマに

思えば長い近眼歴(?)でした。最初に視力の低下を自覚したのは小学校4年の頃です。その頃はいい加減なもので、学校の検診では、医師でも看護師でもなく担任教師が視力検査をしていました。黒板にあのランドルト環が並んだ紙を貼って、細長い棒で指して、右とか上とか答えさせるのです。

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当時は子供の近眼は珍しく、クラスの殆どの子は両目とも 1.0 以上です。私も前年の検査では両目 1.5 でした。ところが、一年の間に大幅に視力が低下していたらしく、担任の女教師が指す記号がぼやけてよく見えません。

教師は今にして思えばアホな女で、「なんでこれが分からないの!」と、まるで叱るような口調です。私はすっかり臆してしまい、未だに視力検査が苦手です。

それでも、視力だからまだ良かったと言えます。メガネをかければ済むことですから。もし、勉強に関して教師に同じことをされたら勉強が苦手になっていたでしょう。

このように教師の子供に対する影響力は極めて強いのです。聖職にたずさわる人は心して欲しいものです。

水泳は2週間後

話が脱線しました。翌日の検診によると手術後の経過は順調だそうです。とりあえず測った視力は両目とも1.5でしたが、あれから3日ほど経った今、さらに視界がクリアになってきたので、もしかすると2.0くらいになっているかも知れません。

一つ困るのが、2週間は水泳ができないことです。体がなまって仕方ありません。まぁ、我慢するしかないですね。とりあえず、週末に新しいゴーグルを買いに行こうと思います。今までの「度付き」ゴーグルは使えなくなりましたから。

もう一つ、PCなどのモニタが少しまぶしく感じるようになりました。恐らく、使っていたメガネのコーティングで、いわゆるブルーライトが低減されていたのが、裸眼になってモロに来るようになったのだと思います。

なので、度無しのPC用メガネを買いました。せっかくレーシックを受けたのにまたメガネを掛けるのか、と呆れられるでしょうが、なにしろ30年に及ぶメガネ歴ですから、急に無くなるといささか寂しいのです(笑)

カメラを落っことす

福津市の宮地嶽神社に行ってきました。

神功皇后が三韓征伐のおりにここから船出されたというめでたい由来があります。

宮地嶽神社

宮地嶽神社・注連縄

この注連縄(しめなわ)は日本一の太さなのだそうです。

宮地嶽神社

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宮地嶽神社・狛犬

写真では今ひとつ大きさが伝えきれませんが、ずいぶんと巨大な狛犬です。

宮地嶽神社参道・料理屋

そして、参道の料理屋で食べたごちそう(一部)。どうせお土産屋さんが片手間にやっている程度だと思っていたのですが、予想に反してなかなか豪華なコースでした。

RX100 を手に入れてから、初めて晴天の日に出掛けました。やはり、以前使っていたニコンP300 とは一線を画す写りですね。

カメラ落下事件

……と喜んだのもつかの間、私としたことが、この買ったばかりのカメラを落っことしてしまいました。背広のポケットに入れたままコートハンガーに掛けていたのを、フローリングの床にカツーンと。

直後、電源を入れてみると無情にも NO CARD の表示が。

間違いなくSDカードは入っているのですが、認識しなくなっていました。そこで、震える手で(笑)電源を切り、カードを抜き差しして再度電源投入すると、NO CARD 表示は解消したものの、「このビューには画像がありません」と表示されてしまいます。

カメラの機能には一応支障がないように見えたので、SDカードのデータは諦めようと思いつつ、最後にもうひとあがきしてみようとフォルダを参照すると、今度はちゃんと中身が見えました。

よく分かりませんが復旧したようです。ポケットに入ったまま落としたので、服がクッションになったのも不幸中の幸いでした。

恐らく、落下の衝撃でSDカードを認識できなくなり、再度認識し直したという感じでしょうか。

落としたことも迂闊なら、たかがカメラが壊れた(かもしれない)くらいで取り乱してしまったのも不覚でした。こういう時は従容として「うむ、仕方がない。形あるものはいつかは壊れる」と言える人間になりたいものです。……無理かな(笑)