レーシック受けました

今月の7日にレーシックを受けました。右上の近影ではメガネをしていませんが、実はかなりの近視(両目とも 0.06)でした。

手術はものの10分

予約していた時間のちょっと前にクリニックに着きました。「手術同意書」に署名捺印して渡し、若干の説明を受けた後、いよいよ手術です。

なんて言うんでしょうか、いかにも「患者」という感じの前から羽織る緑色の服。あれを着せられ、頭も緑の帽子で覆って、スリッパを履いて、まずは手術室の隣の部屋で目の麻酔を受けます。麻酔と言っても単なる目薬です。「ちょっとしみるかも」と言われましたが、別段何も感じませんでした。

そして、オペです。「点滅する赤い光を見ていて下さい」と言われたので、それはそれは一生懸命見続けました。よそ見をしてレーザーがズレたら困りますからね(笑) もっとも、白目の部分を圧迫して、ある程度動かないようにする上に、万一眼球が規定以上動いたらレーザーは自動的に止まるようになっているそうです。

痛みなどは殆ど無く、手術中、レーザーが見えることもないのですが、気になったのが「音」です。パチッ!パチッ!パチッ!と、「レールガンでも発射するのかな?」という程の凄い音がします。医者も、患者があの音を気にするのは分かっているようで、事前に「はい、今からちょっとレーザーの音がします」と言っていました。

まぁ、しかし、こちらとしては俎の上の鯉です。どうにでもしてくれ、と諦観して、赤く点滅する光を見続けると、噂通り10分足らずで手術は終了しました。

視力検査がトラウマに

思えば長い近眼歴(?)でした。最初に視力の低下を自覚したのは小学校4年の頃です。その頃はいい加減なもので、学校の検診では、医師でも看護師でもなく担任教師が視力検査をしていました。黒板にあのランドルト環が並んだ紙を貼って、細長い棒で指して、右とか上とか答えさせるのです。

500px-Landolt_C.svg

当時は子供の近眼は珍しく、クラスの殆どの子は両目とも 1.0 以上です。私も前年の検査では両目 1.5 でした。ところが、一年の間に大幅に視力が低下していたらしく、担任の女教師が指す記号がぼやけてよく見えません。

教師は今にして思えばアホな女で、「なんでこれが分からないの!」と、まるで叱るような口調です。私はすっかり臆してしまい、未だに視力検査が苦手です。

それでも、視力だからまだ良かったと言えます。メガネをかければ済むことですから。もし、勉強に関して教師に同じことをされたら勉強が苦手になっていたでしょう。

このように教師の子供に対する影響力は極めて強いのです。聖職にたずさわる人は心して欲しいものです。

水泳は2週間後

話が脱線しました。翌日の検診によると手術後の経過は順調だそうです。とりあえず測った視力は両目とも1.5でしたが、あれから3日ほど経った今、さらに視界がクリアになってきたので、もしかすると2.0くらいになっているかも知れません。

一つ困るのが、2週間は水泳ができないことです。体がなまって仕方ありません。まぁ、我慢するしかないですね。とりあえず、週末に新しいゴーグルを買いに行こうと思います。今までの「度付き」ゴーグルは使えなくなりましたから。

もう一つ、PCなどのモニタが少しまぶしく感じるようになりました。恐らく、使っていたメガネのコーティングで、いわゆるブルーライトが低減されていたのが、裸眼になってモロに来るようになったのだと思います。

なので、度無しのPC用メガネを買いました。せっかくレーシックを受けたのにまたメガネを掛けるのか、と呆れられるでしょうが、なにしろ30年に及ぶメガネ歴ですから、急に無くなるといささか寂しいのです(笑)

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