下関市周遊の2回目はみもすそ(御裳)川公園です。源平合戦の古戦場として名高い壇ノ浦に面する公園です。
平知盛と源義経の像が置かれています。「平家物語」に、もはやこれまでと悟った知盛は、浮かび上がらぬよう碇を担いで海に飛び込んだ、とあります。
下関戦争の折にイギリス・フランス・オランダ・アメリカの艦艇を砲撃した「長州砲」のレプリカもあります。
ちなみにこのレプリカ、なんと100円入れると20秒後に轟音とともに煙が出るという、考えようによってはトホホなギミックを搭載しています。試しにやってみました。
うっすらと煙が出ているのがお分かりでしょうか。周囲の迷惑にならない程度のマイルドな「轟音」と無臭の煙(おそらく水蒸気)です。
松本清張の文学碑。『半生の記』の一節が刻まれています。弾痕のような穴は単なる趣向で、下関戦争の遺物というわけではないようです。
背後を振り返ると、火の山ロープウェイが見えます。実はまだ乗ったことがありません。そのうち乗ってみたいですね。