大宰府周遊の三回目は天満宮です。
参道にはお店が立ち並び、名物の「梅ヶ枝餅」をはじめ、様々なお土産を売っています。なかなかの繁盛ぶりです。
「五卿迭蹟」と読めます。金泥が鮮やかです。「赤間宿」にも似た様式の碑がありました。文久三年八・一八の政変で京都から長州へ亡命した七人の公卿のうち一人は病没し、また一人は長州に留まりましたが、他の五人は赤間を通って大宰府に辿り着きました。五人は後に赦免され、明治政府の要職に就きました。
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豪華な拝殿ですね。
朱塗りの橋は俗に「縁結び橋」または「縁切り橋」などと呼ばれ、意中の人と一緒に渡ると縁を結んだり切ったりできるという便利な代物です。
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東風ふかばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春なわすれそ
あまりにも有名な歌です。解説の必要はないでしょう。