プールで飛び込み禁止?

またも、教育界が事勿主義の弊害を露呈しましたね。
福島県のとある高校で生徒がプールに飛び込み、頭を打って死亡する事件が起きたことから、県教委はなんと、県立学校のプールでスタート台から飛び込む行為を全面禁止にしたそうです。水泳部員も全てです。あきらかにやりすぎです。「やっぱりパンがもったいない」でも書きましたが、この度を超した事勿主義は、彼らが保身に汲々とするあまり如何に生徒のことを忘れているかの証左です。 まぁ、飛び込み禁止は事件の真相が解明されるまでの暫定的な措置だそうで、これが恒久化されることはないようですが、それにしても訓練を受けた水泳部員まで一律に禁止とは異常です。こんな非常識なことを言い出した教委の理事の顔が見てみたいものです。

さらに言うならば、大分県の教員採用に係る不正事件とも考え合わせて、「教育委員会の民主化」が必要な時期なのかもしれませんね。民主化といっても自称民主主義者なだけのサヨクを教育委員長にしろということではありません。有権者が投票で罷免できるように、ということです。

言うまでもなく、教育は我々の未来に関わる一大事です。そして、その教育に於いて指導的役割を果たすべき教育委員長が、なんら民主的基盤を持たずして(それぞれの自治体の議会の承認は経ているようですが)、委員の互選によってなんとなく決まる、そして、大分県のように警察沙汰にでもならない限りやめさせることが出来ない、というのは何とも変です。

福島県の水泳部員諸君が心置きなく練習に励むことが出来るようになることを希望します。

 

端居して父祖の育てし庭眺む

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