fc2ブログで、「一週間の始まりは日曜か、月曜か」というお題が出ていましたので、ここはseesaaブログですがちょっと考えてみました。
お題を見た瞬間、「そりゃ、月曜でしょう」と思ったわけです。もちろん、欧米では日曜が始まりとされていて、現にそれに従って最近のカレンダーは日曜から始まっていることは知識としては知っています。でも、なんかこう、日曜には「始まり」という感じがないんですよね。みなさんも、やっぱり月曜の朝、仕事や学校に出かけるとき一週間の始まりを実感されるのではないかと思います。
似たようなことで、21世紀の始まりは2000年か2001年かという話もありましたよね。ご存知の通りこれは2001年が正しいとされているのですが、2000年から始まると考えた人も少なからず居たようです。これも理屈としては紀元は0年ではなく1年から始まっているのでAC100までが1世紀、AC101からが2世紀、従って21世紀は2001年からというのですが、1999から2000に繰り上がるところで「変わり目」を強く感じるのもむしろ自然と言えましょう。
話を曜日に戻します。
「そりゃ、月曜でしょう」という「感じ」を大事にするのはしかし、私の思考の「癖」みたいなものかもしれません。入学式は桜の咲く四月でなくては感じが出ない、とかいうのと同じ感性ですね。
こういった、「みんなが一週間の始まりは月曜」という「感じ」を持っているので一週間の始まりは月曜である、という言わば日本的コモンセンスは便利と言えば便利なのですが、ややもすると全体主義に堕してしまいがちなのが恐ろしいところです。「一週間の始まりが日曜? 西洋かぶれしやがって! この非国民め!」みたいに。
ただ、日本人が皆均質で互いに相手の考えていることが分かる、という時代はとうに過ぎました。今ではまとまりがなくて困っているほどです。こういう時代だからこそ理非を超越した「日本人的感性」を多少前面に出すのも許されるはずです。やっぱり週の最初は月曜だし、入学式は四月に限ります。
というわけで、私は、「一週間の始まりは月曜」である、と断固主張いたします!
……少々強引すぎでしょうか(笑)