高校で二輪を教えてはどうか

二輪メーカーが運転免許の簡素化を提言しているそうです。一台でも多く売りたいメーカーとしては当然の要望でしょう。しかし、免許取得を簡単にすれば、それだけ運転未熟、かつ交通知識が不十分な状態で公道に出てきてしまう人が増えることになります。メーカーの利害と、社会全体の利害は必ずしも一致しません。事故を減らすためには、むしろ取得に必要な時間数を増やすべきです。

いっそのこと、高校で二輪を教えてはどうでしょうか。

体育の選択科目の一つにするのです。柔道・剣道・二輪みたいに。若いうちに体で覚えた方が安全だし、バイクをたくさん売るというメーカーの願望も叶います。少なくとも生徒は喜びますよ。

もちろん、容易には実現しないでしょう。まず、教習車及び教習コースの確保が難しいし、教員に指導員の資格を取らせるのか、それとも既存の自動車学校などから指導員を招くのか、生徒が怪我をしたらどうするのか、税金を使ってやるのは民業圧迫ではないか、などなど、ちょっと考えただけでも障害は無数にあります。

ですが、やってやれないことはないはずです。最初は一部のモデル校でのみ行い、徐々に広げていくのです。今後、少子化とともに教員も自動車学校の指導員も余るはずですから、その受け皿ともなります。

二輪に限らず乗り物にはなにがしか人を行動的にする効果があります。大げさに言えば、今の日本の停滞した空気に風を呼び込むことにもなります。

学校で二輪を教えるとはずいぶん突飛な考えのようですが、経済に資するのは勿論のこと、交通安全上もメリットがあり、生徒にとっても良い体験だと思うのですが、いかがでしょう。

「高校で二輪を教えてはどうか」への2件のフィードバック

  1. 実現したらバイクの売り上げは激増しますね。実社会で役に立つし、パソコンの授業があるんだから体育で二輪があってもいいですよね。もっとも、車のほうがもっと役に立ちますけど。高校で免許をとらせるのはいいアイデアと思います。

    1. 確かにクルマの方がより役立ちますね。

      二輪にしても四輪にしても、現在のシステムを変更するのは難しいでしょうが、ほとんどの人にとって数学や英語より運転免許のほうが役に立つのは間違いありません。

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