くら寿司とモダンタイムス

昨日、近所のくら寿司行ったんです。くら寿司。……と、某コピペのような始め方ですが、実は初めてでした。

くら寿司

店員から「皿は引っ張るのではなく、持ち上げるようにして取って下さい」と説明を受け、札をもらって席に着きます。

まず、戸惑ったのがお茶の注ぎ方です。湯飲みに抹茶を入れて湯を注ぐのですが、ボタンを手ではなく湯飲みで押さえつけるようにするのが正しいのだそうです。私は手で押そうとして、一緒に行った人から「コントで『あちっ!』とかやってるけど、実際手で押そうとする人は初めて見た」と笑われてしまいました。ぐぬぬ……。

次に注文した寿司を取り終わったときに押す「完了」ボタンがたまたま私の前にあったので押していたところ、一回タイミングを誤ってまだ全部取っていないのに返却してしまいました。このときは店員を呼んでもう一度送ってもらいましたが、手の掛かる客だと呆れられたことでしょう。

他にもタッチパネルを上手く押せなかったり、逆に意図せず押してしまったりと、失敗続きでした。まさに人と機械との闘争(Kampf zwischen  Mensch und Maschine)です。

自分のそそっかしさを棚に上げて言わせてもらえば、やはり、タッチパネルとコンベアによる自動化されたシステムは、非人間的です。なんだかチャップリンの「モダンタイムス」のような悲哀さえ感じます(笑)

まあ、あれの方が気軽で良いという人も多いのでしょうが、全部が全部タッチパネルになってしまうと私は嫌ですね。

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