台湾のPCメーカーZOTACのベアボーンキットを買いました。Celeron搭載のごく安いやつです。
ちなみにメモリはノートPC用のSODIMMです。「省スペースデスクトップ」とはいえ、中身は実質ノートPCですね。Amazon.co.jpのページでは「よく一緒に購入されている商品」として普通のDIMMが表示されていたりしますが、これは使えませんので要注意です。
それから、HDD/SSDは当然SATAですが、ネジを外してスポッとはめ込むだけでケーブル不要の構造になっていました。
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これは簡単で良いな、と思いながら ubuntu-ja-13.10 をインストールしようと外付けDVDドライブを繋いで電源投入したところ、何と!
Uncompression Error…System Halted
というメッセージが。どうやらこれはメモリが足りないときに出るようです。メモリは2GBぽっちですがしっかりと挿したし、ubuntu13 なら1GBもあれば足りるはずです。
とりあえずリセットしてみると今度は順調にインストールが始まりました。メモリを挿して最初の起動だったのでまだ容量を認識していないとか、そういうことだったのかもしれません。
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昔はOSのインストールと言えば、パーティションの設定から始まって、フォーマットはFAT32にするかNTFSにするか(Windowsの場合)、各種デバイスドライバの取得などなど、とにかく面倒なものでした。
今回は細かいトラブルはあったにしろ、ディスプレイは最初から正しい解像度で認識されるし、何も設定せずともネットワークに繋がりました。あっけないほど簡単で隔世の感がありますね。
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あまり高性能なマシンではありませんが、静音のためにはむしろ好都合です。現在我が家でMac miniが担っているサーバマシンとしての役割をこのZBOXに肩代わりさせ、MacはMacらしく画像編集などに使っていこうと思っています。