先日のアラビア語のスパムを機械翻訳にかけてみると、意外にも容易に意味が分かりました。
要は、リンク販売ですね。
どうもこのアラビア語の文章、機械翻訳ですんなり意味の通る英語になったところから見て、元々英語で書かれたものをアラビア語に機械翻訳したような感じです。
リンク販売は法律で禁止されているわけではないので詐欺とまでは言えないかも知れませんが、紛れもなくスパムです。迷惑な話です。
頭の悪そうな詐欺メール
迷惑と言えば、今日はこんな怪しいメールが来ました。
アドレスが yahooメールというのが頭の悪さ全開ですね(笑)
しかも、書き出しが「こんにちは」。それに続く文章も文法的に間違ってはいないものの、銀行からのメールとは到底思えないぎこちなさです。そのくせ、「アカウントがロックされないように」という脅し文句を交えるなど、狡猾な面も見られます。銀行の住所等を書き連ねているのは、もっともらしく見せるための常套手段です。
今後、巧妙化する可能性が高い
このメールの場合、一見してフィッシングであることは明らかですが、詐欺師連中が今後もこのような低いレベルにとどまっているという保証はありません。メールアドレスの偽装や、それらしい文章を備えた、手強い詐欺が増えてくるものと思われます。
これからの時代、メールを見たら詐欺と思えの精神がますます重要となるでしょう。