天気が良いので山口県の下関の町をぐるぐる回ってみました。たくさん写真を撮ったので、3回に分けてお送りします。
まずは住吉神社です。
この見事な本殿は、なんと国宝です。周りに厳重な柵があって立ち入りは禁止されています。
功山寺の本堂といい、長州には国宝が密集していますね。さすが、毛利家のお膝元です。
余談ですが、長州藩は表高(おもてだか)は36万石ですが実高(じつだか)は54万石ほどあったそうです。幕府が大名を動員して行った手伝普請や参勤交代、その他諸々の費用は全て石高に応じて決められましたから、この表高と実高の差は大いに藩を潤わせたといいます。
年収540万の人が360万しか申告してないようなものです(笑)
幕府をも凌ぐ経済力を得たことが、長州が維新揺籃の地となった一因でしょう。
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一見するとなんということはない田舎の神社なんですけどね。
この長閑な感じからは、ここに国宝があるとは信じられませんね。