朝倉市の秋月城址に行ってきました。
眼鏡橋です。
ガイドブックによれば、このようにアーチが低いものは全国的にも珍しいとのことです。
城址といっても、秋月氏時代のものとしては唯一「黒門」があるだけです。
この黒門、もとは裏門だったものが後の黒田氏の時代に大手門として使われたのだそうです。
一時は三六万石を領した秋月種実も豊臣秀吉に敗れ、日向国高鍋に移封となり、秋月城は廃城となっていました。その後、福岡藩初代の黒田長政の三男、長興という人がこの地を分封され、秋月藩を興した際に、旧秋月城を改修し陣屋を置きました。
—
上の写真はちょっと露光過多で「黒門」っぽくないですね。
実は、この近辺で女性の二人連れにシャッターを頼まれて押してあげたのですが、よく考えると背景に肝心の黒門が入っていなかった気がします。「せっかくだから、黒門が入るようにちょっと移動しませんか?」などと言ってあげれば良かったのですが。我ながら気のきかなさにちょっと呆れてしまいます。
—
それから、武家屋敷の久野邸は改修のため二月末まで休館だそうです。これ目当てに行かれる方はご注意下さい。