firefoxを食わず嫌いしている方へ

先日、「私もfirefoxの信者になってしまいそう」と書きましたが、よく考えてみるともうとっくの昔から信者だった気がします(笑)
今日は、先日の記事を書きながらちょっと頭をよぎったことを改めて書きます。

時にfirefoxは使いにくい、ダメなブラウザだ、という人を見かけますが、そのように思われてしまうのには二つ理由があると思うのです。

第1点。初回の起動がIEに比べて遅いこと。これは仕方ありません。IEのレンダリングエンジンはOSのコンポーネントとして組み込まれているので、OSが立ち上がったときにはIEもあらかた立ち上がっていると見て良いわけです。言わば、フライングです。Operaにしろ、Safariにしろ、初回の起動だけはどうしてもIEよりは遅いです。
ただ、フライングだのなんだの言ってみたところで、ユーザーからすれば速いに越したことはないわけで、この点だけは確かにIEに負けていると言えるのかも知れません。しかし、遅いのは初回の起動だけで、それ以降は十分速いです。特にPCの性能が上がった昨今においては殆ど問題とならないはずです。

第2点。描画がなんか変。特に、firefox1.5まではbody(本文)をserif(髭つき書体。明朝体など)で描画していたので、違和感を持った人が多くいました。UIもWindows標準のUIゴシックではなく、Pゴシックだったので、これも何となく垢抜けない感じでした。
こういった第一印象は案外評価に直結するもので、firefox=ダメと断言する人に限って、この当時の印象でものを言っていることが多いようです。
しかし、これらは当時から設定で簡単に変えられた上に、現在のバージョン(3.0)では悉く解消されています。そもそも、bodyをsans serif(髭無し書体。ゴシック体など)で描画するのはIEがたまたまそうなだけで、他のブラウザもそうあるべきだと感じるのは錯覚というものです。

上記2点が重大であるか些細であるかは議論の分かれるところでしょうが、ともかく、描画自体の速度、即ちレンダリングスピードはfirefoxの方がIEより遙かに上であることは間違いありません。web標準に対する準拠の度合いも遙かに上です。
もし、「ああ、firefoxを食わず嫌いしてたかもなぁ」とお思いの方がいらっしゃいましたら、騙されたと思って使ってみて下さい。

まぁ、ぶっちゃけ、アドオンを入れたり外したりと、手になじむようになるまでには各種設定で結構手間がかかるんですけどね。って、ぶっちゃけすぎでしょうか(汗)

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