口の中をやへどひまひた。もとい、やけどしました。
不覚です。おやつに食べたたこ焼きが思いの外熱く、やってしまいました。転んでもただでは起きぬ的根性で、ブログネタ化してみます。
口の中をやけどせずに熱いものを食べるのは生活に必要な技能です。たこ焼きを食べるときは、いきなり口に放り込むのではなく口の前でふーふーしてみるべきです。私はこれを怠ってしまいました。
ふーふーすると幾分冷めるのはもちろんのこと、返ってくる空気の熱さでたこ焼きの熱さを推し量ることが出来ます。
麺類、殊に熱いスープに浸かっている麺、かけうどん、かけそば、ラーメンなどは、ふーふーするのに加えて、ずずーっとすすることで温度が下がります。
ご存じのように、日本以外の多くの文化では、音を立てて麺(やスープ)をすするのは不作法とされていますが、なに、気にすることはありません。ここは日本です。
ですが、海外ではどうすれば良いのでしょうか。
聞くところによれば、アメリカ人は日本製インスタントラーメンを食べるとき、麺を茹でたあとお湯を捨てて、粉末スープをまぶして食べるそうです。カップ焼きそばの要領です。
これも、音を立ててすするのは彼らが子供の頃から受けてきた躾がそれを許さず、かといって無音で麺を吸い上げると唇をやけどしてしまうからだと思われます。
つまり、すすらないと食べられないほど熱いスープに浸かった麺が出るということは、その土地の文化でもすすって良いということです。
逆にスパゲッティーのように汁無しの麺は、決して音を立てて食べてはいけません。