為末大「努力すれば成功する、は間違っている」は正論か

今更ですが、少し。

アスリートに限った話ならその通りだと思います。ましてオリンピックでメダルを取ろうというなら。

しかし、そんな大それた夢ではなく、市民マラソンで完走する、入学試験や資格試験に合格する、1000万円貯める、などは誰でも「やればできる」範囲です。この程度のことさえ「運」や「素質」がなければできないと思っているのなら、あまりにも自分を見くびりすぎです。

確かに、何の努力も必要とせず、親の七光りか何かで世渡りする人間も居るには居ます。でも、他人を羨んでも始まりません。

私の観察では、不可能な夢を追い続けて人生を無駄にする人はめったにおらず、むしろ、やれば可能なことをやりもせずに諦めてしまっている人が殆どのように思われます。

時代の空気を反映してか、為末さんの説を援用して、「だめだめ、努力なんて無駄、どうせオレなんか……」と言ってる若者が多いのは残念なことです。

やればできますって。やってみましょう。

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