「餃子の王将」と「大阪王将」の違い

B級グルメの話が続きます。

「餃子の王将」は割と好きで良く行きます。正直に言えば、特別美味しいわけではなく、値段も意外に高いです。しかし、さすがに看板メニューだけあって餃子の完成度は高く、毎回期待通りの味で全くブレがないのには感心します。

一方、「大阪王将」の方は長いこと縁がなかったのですが、先日ついに入ってみました。

頼んだのは「天津飯」と「焼き餃子」。私の貧しい舌からすれば、どちらも「餃子の王将」と非常に近い味でした。

唯一、決定的に違ったのはタレに関するポリシーです。

「餃子の王将」では「餃子のタレ」という容器が一つ(と好みによって辣油)置かれているだけですが、「大阪王将」では「酢」と「醤油が分かれており、客が自由に混合比を決定できるのです。

餃子のタレは酢3に醤油7に限るとか、いや酢7で醤油3だとか、人によって好みがかなり違います。ちなみに私は酢9醤油1です。辣油も入れない人もいれば、目一杯入れる人もいるでしょう。

これは実に訴求力の高いサービスであると言えます。

「大阪王将」の創業者は、現在「餃子の王将」を運営する「王将フードサービス」の創業者と親類で、店舗の名称も最初は「餃子の王将」だったそうです。その後、商号を巡って訴訟となり、「餃子の王将」は「王将フードサービス」だけが使えるということになり、「大阪王将」に変更したという経緯があります。ややこしいですね。

なんにせよ、酢と醤油を好きな比率にできるというのは気に入りました。今後は「大阪王将」を贔屓にしようかと思っています。

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