みやま市(かつての瀬高町)にある女山神籠石(ぞやまこうごいし)を見に行ってきました。
神籠石とは、古事記や日本書紀に載っていない、でも、現に存在している列石のことです。古代の神域であるとも、山城であるとも言われています。
最近では山城説が有力ですが、この女山、かつては女王山と呼ばれていたそうで、後に女王を憚って女山になったそうです。邪馬台国の神域であったとの説もあり、地元ではもっぱらこの説を採るようです。卑弥呼の里で町おこしというわけです。
麓から遊歩道が整備されています。
こんな感じで落ち葉をざくざく踏みながら登っていくと、
列石があります。
確認されている遺構はかなりの数に上っており、全部見て回るのは大変そうです。私はとりあえず山の頂上を目指すことにしました。
頂上付近には、山内古墳の石室もあります。
眺望はこんな感じです。ええ、一面の田んぼです。
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例によって、殆ど人の姿は見えず、登って下りるまでにたった一人とすれ違っただけでした。