先日は「みんなの党」をやたらと持ち上げて投票をお勧めしましたが、実はネガティブな要素もあります。
それは、構成員の考え方にばらつきが多いこと。党議拘束を行わないことには、所属議員が各自の信念に基づいて行動できるというメリットもありますが、党の主張と矛盾した行動をとる議員が出てきかねないというデメリットもあります。
また、弱小政党の悲しさで、あまり選り好みしていては人が集まらないので、少しばかり考え方が違っても擁立する、ということになりがちです。
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特に「悪名高い」のが後藤啓二氏で、この人は児童ポルノの規制強化を主張しており、また、漫画等のいわゆる「二次元」にまで規制を及ぼすことも要求しています。
彼は弁護士なのですが、リベラルすぎるような人が多い弁護士の中では珍しいですね。
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このように、各論ではにわかに賛同しがたい主張も若干見受けられます。しかし、背に腹は代えられません。
今度の参院選で民主党に単独過半数を与えることは、外国人参政権に対してもはや何の歯止めもなくなってしまう、ということです。
「参議院が否決しても衆議院が再可決したら法案は成立するから、参議院は意味がない」という人がいますが、とんでもないことです。
再可決には三分の二の賛成が必要なのです。これは大きな違いです。参議院で否決されることが確実な「筋の悪い」法案は、そもそも衆議院でも可決されにくい、ということもあります。
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既に何度も述べてきたとおり、私は外国人参政権に反対です。
民主主義の根幹である選挙権が、さしたる議論もなく変質される。本当に恐ろしいことです。
同じ考えの方は、ぜひご家族やご友人にも呼びかけて下さい。
みんなの党が嫌なら、自民でも良いのです。なんなら公明でもかまいません。
公明はダメでした。公明も外国人参政権に賛成しています。よく調べずにいい加減なことを書いてしまい申し訳ありません。
今度の選挙で民主・共産・社民には絶対に投票しないことが決定的に重要です。