詐欺メールの巧妙化

アホな詐欺メールを嘲笑する記事を何度も書きましたが、最近は笑ってばかりもいられません。彼らの手口も巧妙化してきています。

そもそもDNSを逆引きできないIPからのメールは弾いている上に、ベイジアンフィルタも稼働中で、さらに独自のNGワードも設定しています。それらをかいくぐって辿り着くのですから大したものです。悪い意味で。

ここ数日ウチによく来るのは「緊急地震速報」と称するもので、うっかり開いてしまいそうになります。他にも、「エボラ出血熱に関する情報」というのもあります。

一番小癪なのは「放射能汚染警報」なるもので、「お住まいの地域で放射線が多量計測されています。」などと書かれています。

いずれも、世間の耳目を集める事柄を「エサ」にしているあたり、非常に巧妙です。人間が一番関心を持つのは金銭と異性でしょうが、この二つを利用した詐欺、「儲かります!」「モテます!」はさすがに使い古された観があります。

その点、エボラ出血熱は時事性があり、また恐怖心を引き起こすので引っかけやすいのでしょう。「犯人」は単独か複数か、また国籍はどこかといったことは分かりませんが、日本の事情に精通した人物のように思われます。

皆様もくれぐれもご注意下さい。

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