農薬混入事件に思う

冷凍食品への農薬混入事件の容疑者が捕まりました。ビッグスクーターに乗るコスプレおじさんだったそうで、私も二輪にハマっているオタクなので若干シンパシーを感じています。

しかも、報道によると、容疑者の勤務していた工場では最近「能力制」を導入し、彼の給料は月あたり4,5万円も減らされたのだとか。もともと10数万しかない給料を4,5万も減らされてはグレるのも無理ありません。

そもそも、工場の流れ作業で「能力制」というのがふざけています。人件費カットの方便であることは明らかです。会社側はそうではないと言うでしょうが、人件費の総額を「能力制」導入以前と比較すれば、必ず減っているはずです。

資本家による労働者の搾取は、学生運動などで共産主義が流行った時代よりも、非正規労働という形でむしろ苛烈さを増しています。左翼の皆さんは、オスプレイを監視したり原発廃止を求めて座り込んだりする暇があるなら、容疑者のような「虐げられしもの」を助けるために活動するべきです。

毒でも、「毒」はいけませんね。「毒」だけはいけません。しかも、不特定多数の消費者、つまり我々がターゲットにされているわけですからね。

毒物の混入は卑劣極まる犯罪であって、容疑者がどれほど悲惨な境遇であったとしても、この点は全く同情できません。無論、まだ容疑の段階なので動機を含めて確定的なことは何も言えませんが。

どういう理由があるにせよ「毒」を盛るのだけはダメです。「ああ美味しかった、ごちそうさま」と食べ終わって、うぐぐっと苦しみ出すなんてイヤすぎます。

やはり、社会への不満はゲバ棒を振り回すことによって表明するのが一番(?)です。

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