人生は良き戦いであり、肉体はその基礎である

ここ数日、せっかくの連休だというのに好きな古墳巡りもせず、家の中でぐずぐずしていました。というのも、尾籠な話で恐縮ですが、便秘気味だったのです。

便秘だからといって痛くも痒くも無いわけで、別段活動を鈍らせる理由は無いはずですが、人間、少しの体調の変化が精神にまで影響を与えるという良い例ですね。

健康を害すと精神までも弱る

Star of lifeかのマックス・ウェーバーは、人生を「良き戦い(Guten Kampf)」と捉えていたと言います。彼にとっての「戦い」は学問でした。しかし、34歳のころ、神経を病み、臥せりがちとなります。「戦い」の基礎となる肉体の不調は、彼ほどの強靱な精神の持ち主をしてさえ数年の静養を余儀なくさせたのでした。

まして、私ごときの精神力ではわずかな肉体の変調にも影響を受けてしまいます。

体調が万全の時には「うぉぉぉ、俺はなんでもできるぜ!」と意欲に満ちていたものが、ちょっと調子を崩すと「ダメだ、なんにもできない……」となってしまうんですね。

って、便秘くらいでちょっと極端でしょうか。

厄介なことに、「健康」も水や空気や安全と同じく、失って初めて大切さに気づくんですよね。

とりあえず、ヨーグルトを買ってこようと思います。

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