「外食は太る」という固定観念

良く、ラーメンは太るとか牛丼は太るとかファミレスは太るというような話を聞きます。太ることに対する拒絶感は強いものがあります。これも以前に書いた「肥満恐怖症」の一症状と言えましょう。

外食より、いわゆる「うちごはん」の方が優れているのは、自分でコントロールできるという点にあります。一般に、外食は栄養バランスが悪く、カロリーが高すぎるとされていますが、自宅でも栄養バランスが悪く、カロリーが高い食事をすることは「可能」です。

つまり、栄養学の知識や自制心を欠くならば、「うちごはん」でも太ります。

私の感覚から言えば、外食は腹八分目を保つのに良いのです。

なぜかと言うと、通常外食では一人前の量は決まっており、それ以上に食べたければ追加の料金が発生するからです。この追加料金が心理的歯止めとなって、食べ過ぎを防ぐことができます。

この観点からすれば、「うちごはん」は好きなだけおかわりができるバイキングのようなものです。

おかずがちょっとだけ残っていると気持ち悪いからと、全部片付けてしまわないと気が済まない人もいるでしょう。毎食ごとにこれを繰り返していると確実に太ります。

また、外に食べに出掛ける場合、その「出掛ける」という行為自体がエネルギーを要します。言い換えれば、その分太らずに済みます。車に乗っちゃダメですけどね。私は歩いて行ける距離ならばできるだけ歩くようにしています。

このように、「うちごはん」にも太る要素は多く、逆に外食は必ずしも太る要素ばかりではありません。

まあ、「うちごはん」だろうと外食だろうと、たくさん食べれば太るし、少ししか食べなければ痩せるというのが真理ではありますが。

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